導入背景
地方拠点におけるBCP構成。帯域・経路分離・エリア対応という3つの要件をすべて満たす回線
拠点の通信を止めないために、異なる経路によるバックアップ回線の構成が求められていました。
菅原様「通信が止まると業務全体に影響が出るという前提がある企業様で、BCP構成の強化は以前からの検討テーマでした。
すでに他社の回線をメインで使っていたのですが、「別系統のバックアップ回線を物理的に分けて敷設したい」という要望をいただきました。
条件として最低1Gbpsの帯域を専有で確保できること、通信品質が安定していることが求められていました。
我々もいくつかの事業者に確認しましたが、『エリア対象外』や『専有帯域は出せない』といった理由で、なかなか候補が見つからなかったというのが実情でした。」
- ※BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)とは、万が一の障害や災害時でも、業務を継続できるように備える企業の取り組みです。
採用の決め手
帯域・エリア・価格のバランスが唯一成立。全条件を満たしたのがKŌSOKU Access Premiumプラン(帯域確保型)
スターネットの希望条件をすべて満たしたのが、楽天モバイルの「KŌSOKU Access Premiumプラン(帯域確保型)」でした。
窪田様「事業者を比較検討している段階で、楽天モバイルから『新しい専有型の回線サービスがあります』とご提案をいただきました。内容を聞いてみると1Gbps帯域の確保、地方エリアでの敷設、価格面の3つすべてで現実的な水準だったのです。
もちろん最初からすんなり決まったわけではなく、費用感や構成の相談を重ね、最終的に必要な帯域と品質を維持しながら、クライアント様の予算にも収めることができるという点で、「KŌSOKU Access Premiumプラン(帯域確保型)」に決定しました。
他社では『どれかは満たせるが全部は難しい』という状況が多かった中で、楽天モバイルだけがすべての条件をクリアしてくれました。」
楽天モバイルの法人向け高速インターネット接続サービス「KŌSOKU Access」は、全国に自社設備を展開し、アクセス網を自前で持っていることが特長です。
このため他社では対応が難しい地方拠点でも、物理的な敷設・帯域の確保を含めたサービス提供が可能となっています。
活用方法
回線障害時に自動切替。業務を止めないための安心インフラとして構成
今回構築されたネットワークは、障害発生時に自動で切り替わる、BCP対応のバックアップ回線として構成されています。
菅原様「クライアント様にとって、メイン回線が万が一落ちたときに、業務が止まらないことが絶対条件でした。
通常はメイン回線を使っていて、障害が起きた場合には自動的にバックアップ回線へ切り替わる構成です。私たちが担当したのは、そうした冗長構成に対応するためのネットワーク設計と、構成に合う回線の構築でした。
楽天モバイルさんの「KŌSOKU Access Premiumプラン(帯域確保型)」は、帯域がしっかり確保できるし、回線としても安定性が高い。
今のところバックアップ回線の出番はないですが、使わないで済んでいるということが何よりの安心です。
BCPとは万が一に備えておくこと。普段から安心して業務ができるというのが大きいと思っています。」
導入効果
切替は未発生でも安心感は明確に実感。通信インフラのBCP対策としての信頼を獲得
今のところ回線切替は発生していませんが、BCP構成が整ったことによる安心感と業務継続性の確保が大きな成果となっています。
菅原様「万が一の障害時にも、シームレスにバックアップ回線へ切り替わる設計ができているという安心感は、クライアント様の現場にも伝わっています。特に今回は、『メインがNTT系なら、バックアップは別経路で』という点を重要視していたので、構成上の要件をすべて満たせたことは成果そのものだと思っています。
地方エリアでここまでの帯域を専有で確保できる回線を用意できたというのも、インフラとしての価値が高いです。
クライアント様からも評価をいただいていており、『使わないことが理想』な回線ではありますが、備えられたこと自体が強い武器になったと思っています。」
今後の展望
実績を通じて導入ハードルを突破。同様の課題を持つ他案件への応用も視野に
他の拠点やクライアント案件でも、条件次第で楽天モバイルの活用を検討される予定です。
窪田様「今回の導入で地方でも1Gbpsの専有帯域を確保できるという実績ができたのは、我々にとっても大きかったです。
全国的に同じような条件で悩んでいるクライアント様や、回線は引けても帯域が出ない、速度が遅いといった声はよく聞きます。
そういった中で楽天モバイルのように、全国対応かつ設備を自前で持っている事業者が存在するというのは非常に心強いです。
コスト面でも柔軟に対応してもらえましたし、今後もBCP用途や拠点間通信などの案件で、検討の選択肢として加えていきたいと思っています。」