eSIMで機種変更できる?手続きの手順と方法、注意点を解説

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スマートフォンなどの携帯端末には、物理的なSIMカードを使わない「eSIM」に対応する製品も増えてきました。なかには、すでにeSIMをお使いの方もいるでしょう。機種変更をしたい方もいるかもしれません。「たぶん大丈夫」と思いつつ、本当に機種変更できるのか不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

eSIMを使った携帯端末の、またeSIMへの機種変更は可能ですが、SIMカードの場合と異なる点がいくつかあります。この記事でどのように進めればよいか、手続きの手順や方法、料金、注意点を確認していきましょう。
eSIMで機種変更できる?手続きの手順と方法、注意点を解説

eSIMへ機種変更できる?機種変更の条件とは

eSIMへ機種変更できる?機種変更の条件とは

eSIMへの機種変更は、以下の条件を満たせば可能です。

  1. 購入後の携帯端末(スマートフォンなど)が、eSIMに対応すること
  2. 機種変更後に契約するキャリアやプランが、eSIMに対応していること

楽天モバイルが提供する「Rakuten最強プラン ビジネス」は、eSIMに対応しています。あとは1番の条件を満たせば、どなたでもeSIMをお使い頂けます。

MNPとeSIMへの機種変更は同時にできる

eSIMへの機種変更は、MNPと同時に行うことも可能です。MNPで転入する際に、SIMの種類で「eSIM」を選べば済みますから、特別な手続きはいりません。今お使いの機種に関わらず、新しい機種と携帯電話会社がeSIMに対応するなら、eSIMへの機種変更を実現できます。

eSIMへの機種変更を行う手続きを紹介

eSIMへの機種変更を行う手続きを紹介

eSIMへの機種変更は、以下の順序で進めるとスムーズです。

  1. 新しい機種や料金プラン、携帯電話会社を検討する
    ※eSIMを使いたい場合は、eSIMに対応する機種・携帯電話会社を選ぶ
  2. MNPで転入する場合は、元の携帯電話会社でMNP予約番号を入手する
    ※契約先の携帯電話会社が変わらない場合、この手続きは不要
  3. 携帯電話会社を変える場合は、新しい携帯電話会社で契約手続きを行う
    もしくは
    携帯電話会社を変えない場合は、契約変更手続きを行う
  4. 契約内容の書面を受け取る
  5. 新しい端末を購入した場合は、端末を受け取る
  6. 初期設定を行う
    ※新しいSIMに切り替える。開通手続きが必要な場合は、先に行う

Rakuten最強プラン ビジネス」の場合、eSIMとSIMカードの選択は、「3」の手順のなかで行えます。

「6」の手順は、お持ちのSIMと新しいSIMの種類により変わります。ここではeSIMが関わる3つのケースについて、切り替え手順を解説します。なおSIMカードからSIMカードへ切り替える手順は、「お使いのスマホそのままで楽天モバイルのSIMを使う方法」をご参照ください。

SIMカードからeSIMへの切り替え

SIMカードからeSIMへ切り替える場合、他社から転入する場合は3-1「新しい携帯電話会社で契約手続きを行う」の手順でeSIMを選択します。「Rakuten 最強プラン ビジネス」を継続する場合は、3-2「携帯電話会社を変えない場合は、契約変更手続きを行う」の手順でeSIMの再発行手続きを行ってください。新しい端末を入手したのち、eSIMの開通手続きと設定を行えば使えます。

eSIMからeSIMへの切り替え

元のスマートフォンがeSIMの場合でも、「SIMカードからeSIMへの切り替え」と同じ手順で進められます。携帯電話会社が変わらない場合でも、あらかじめeSIMの再発行手続きが必要です。

eSIMからSIMカードへの切り替え

eSIMからSIMカードへ切り替える場合は、契約手続きの際にSIMカードを選びましょう。新しい端末が届いたらSIMカードを端末に差し込み、初期設定を行ってください。

eSIMへの機種変更に必要な料金

eSIMへの機種変更に必要な料金

eSIMへ機種変更を行う場合は、料金がかかる場合があります。ここでは「Rakuten最強プラン ビジネス」での機種変更に必要な料金を、以下の表にまとめました。すでに「Rakuten最強プラン ビジネス」を契約中の法人なら、SIMカードやeSIMの再発行を無料で行えることは大きな強みです。


変更方法 必要となる費用
「Rakuten最強プラン ビジネス」のままMNPを行わず、機種も変えない(SIMカード→eSIMのみ変更) 無料
「Rakuten最強プラン ビジネス」のままMNPを行わないが、機種を変える 新しい端末の購入費用
MNPで楽天モバイルに転入するが、機種は変えない 契約事務手数料(税込3,300円)
MNPで楽天モバイルに転入し、機種も変える 契約事務手数料(税込3,300円)
新しい端末の購入費用

多くの端末を持つ法人は、費用がかさみがちです。変更前の状況を確認のうえ、必要な費用を準備しておくとよいでしょう。

eSIMへの機種変更を行うための注意点

eSIMへの機種変更を行うための注意点

eSIMへの機種変更を行う際には、押さえておきたい注意点が3つあります。ポイントを確認し、eSIMへのスムーズな移行と機種変更、快適なスマートフォンの活用につなげましょう。

端末内部データのバックアップは確実に!

機種変更を行った場合、元の端末では4Gや5Gを使った通信ができません。電話帳など、元の端末に入っている情報は漏れなく新しい端末へ移動する必要があります。アプリによっては、正しく手続きを進めないと新しい端末で使えないかもしれません。「前の端末に入っていたはずの情報が新しい端末に入っていない」といった事態を防ぐためにも、端末内部データのバックアップを取得しておきましょう。

eSIMならではのデメリットを認識しておく

eSIMはSIMカードの番号や電話番号、回線契約に関する情報を、端末の内部に記録しています。機種変更する際にファイルを取り出して新しい端末にコピーできれば良いですが、現状ではその方法は取れません。代わりに、eSIMの再発行が必要となることに注意してください。

これはeSIMのデメリットであり、SIMカードを使う場合との大きな相違点です。SIMカードを使う端末の場合、以下の条件を満たせば旧端末から新端末にSIMカードを差し替えることで携帯端末を使えます。

  • 契約先の携帯電話会社を変更しない
  • 料金プランが変わらない
  • 端末に差し込むSIMカードのサイズが同じ

もっとも「Rakuten最強プラン ビジネス」の場合は、「my 楽天モバイル Office」から無料で手続きできます。24時間申し込めますから、必要になったタイミングですぐ手続きできることも魅力です。

開通手続きは、購入した端末がWi-Fiとつながる場所で行う必要がある

eSIMを使うためには、開通手続きが必要です。通信回線への接続が必要ですが、eSIMの開通手続きが済むまではeSIMを使った通信ができません。

このため、開通手続きにはWi-Fiへの接続が必要です。事前にWi-Fiがつながる場所かどうか確認したうえで、開通手続きを行いましょう。もしWi-Fiへの接続が不安定な場所にいる場合は、Wi-Fiの電波が安定している場所に移動してください。

なお「Rakuten最強プラン ビジネス」で開通手続きを行う方法は、「eSIM対応製品での開通方法」記事をご参照ください。

「Rakuten最強プラン ビジネス」でeSIM対応の機種に乗り換えよう!

「Rakuten最強プラン ビジネス」でeSIM対応の機種に乗り換えよう!

eSIMへの機種変更は、難しくありません。手続き方法を確認のうえ、落ち着いて手続きを進めましょう。MNP予約番号など事前に必要な手続きは、機種変更のタイミングに合わせて進めるとスムーズです。

eSIMで携帯端末を使うなら、「Rakuten最強プラン ビジネス」をおすすめします。「Rakuten最強プラン ビジネス」を選ぶことで、以下のメリットを得られます。

  • 「Rakuten最強プラン ビジネス」はeSIMに対応する回線
  • 他の大手キャリアよりも低コストで携帯電話回線を使える
  • SIM発行・再発行手数料が無料(eSIMも含む)
  • 楽天回線とパートナー回線を利用でき、幅広いエリアで使える
  • 楽天回線は多くの携帯端末に対応。ローエンドからハイエンドまで、多種多様な端末を取り揃え

Rakuten最強プラン ビジネス」なら、eSIMに対応する豊富な機種から選べます。貴社にマッチする機種を選び、より良い携帯端末の活用につなげてください。