5Gのサービスエリアは全国で拡大中

5Gのサービスエリアは全国で拡大中

楽天モバイルが提供する5Gのサービスエリアは、大都市圏はもちろん、地方都市や町村でも多くの場所でサービスを提供しています。またサービスエリアは、全国で拡大を予定しています。この点について、詳しく確認していきましょう。

  • 5Gは一部エリアで提供

3大都市圏だけでなく、地方都市でもサービスを提供中

5Gのサービスは3大都市圏や政令指定都市はもちろん、地方都市でもサービスを提供しています。「Sub6」エリアであれば、ベッドタウンや地方の小都市でも利用可能な地域が多くなりました。また「ミリ波」エリアについては3大都市圏や政令指定都市が中心ですが、地方都市でも1箇所以上サービスを利用できる地域は多くなっています。

地方にオフィスを構える法人様でも、5Gは身近なものとなりつつあります。ご自宅やオフィスが5Gのエリアに入っているかどうかは、楽天モバイル「通信・エリア」ページでお確かめください。

なお「Sub6」と「ミリ波」の違いは、本記事「2種類ある5G回線。サービスエリアも異なる」で詳しく解説します。

サービスエリアは今後も全国で拡大予定

楽天モバイルが提供する5Gのサービスエリアは、今後とも全国で順次拡大を予定しています。「5Gサービス拡大予定エリア」ページを見ると、ほぼすべての都道府県で拡大予定エリアが示されています。

いまや5Gのサービスは、都市部に住む方の特権ではありません。地方に住む方にも、便利な5Gのサービスを受けられるチャンスがあります。

5Gのエリア拡大がもたらす3つのメリット

5Gのエリア拡大がもたらす3つのメリット

5Gのエリア拡大で法人が得られるメリットは、通信速度のスピードアップにとどまりません。ビジネスを円滑にする、あるいは新しいビジネスやサービスを展開できるメリットも見逃せないポイントです。ここでは貴社のビジネスに良い影響をもたらす、3つのメリットを取り上げます。

全国どこでもWeb会議やデータのやり取りを快適に行える

5Gは4Gと比べて、10倍から20倍の通信速度を出すことが可能です。同じ時間でも、より多くの情報を送受信できるでしょう。データ量が大きくなりがちな画像や動画も、スムーズにやり取りしやすくなります。

この特長を活かし、Web会議やデータのやり取りも快適に行えます。出張先の従業員や遠隔地の拠点、顧客とのコミュニケーションも円滑に取れ、迅速なビジネスの遂行に役立つことは大きなメリットです。

ドローンや自動運転など、輸送に関する新しいサービスを後押しする

5Gは超高速・大容量以外にも、超低遅延、多数同時接続といった特長も持っています。5Gを使った場合の遅延は1ミリ秒程度であり、ほぼリアルタイムといえるでしょう。また1平方キロメートル当たり100万台を接続できる性能も魅力的です。

ドローンや自動運転は、この特長を活かせる分野です。超高速で大容量、超低遅延で多数の端末を同時接続できる5Gは、輸送に関する新しいサービスを後押しすることでしょう。5Gの技術は「注目される5Gの技術!特長と楽天モバイルの取り組みをご紹介」記事もご参照ください。

遠隔操作などの技術を活用でき、地方の人手不足に対応する

5Gは過疎や人手不足など、社会課題の解決にも役立ちます。例えば地方にあるロボットを、県庁所在地や大都市から遠隔操作できます。以下の業務は、5Gを活かせる一例です。

  • オンライン診療やオンライン手術
  • セキュリティロボットによる遠隔警備
  • ブルドーザーやショベルなど、建設機械の操作

このメリットは、5Gが備える「超低遅延」の特長を活かしています。5Gは新しいビジネスの成長と地域の住みやすさ、人手不足の解消などを実現する技術です。5Gがもたらすメリットは、「5Gとはなにか?4Gとの違いと概要についてまとめて解説」記事もご参照ください。

2種類ある5G回線。サービスエリアも異なる

2種類ある5G回線。サービスエリアも異なる

5G回線は、「Sub6」と「ミリ波」の2種類に分けられます。両者は特徴が異なるため、楽天モバイルの「通信・エリア」ページでは分けて表示しています。それぞれの特徴はなにか、詳しく確認していきましょう。

広いサービスエリアをカバーする「Sub6」

Sub6は6GHz未満の周波数帯を使う5Gの通信方法で、以下の特徴があります。

  • ミリ波よりも電波が遠くまで届く。少ない基地局で広いエリアをカバーできる
  • 障害物による影響を受けにくい
  • 実装の難易度が高くないため、安価なスマートフォンも対応しやすい
  • 通信速度はミリ波よりも遅く、同時接続数も少ない

1つの基地局で、広いエリアをカバーできることは魅力的です。それほど人口が多くない地域で5Gエリアを広げる際に役立つでしょう。楽天モバイルには、3.7GHz帯が割り当てられています。

Sub6を上回る高速通信が可能だがエリアの狭い「ミリ波」

同じ5Gでも「ミリ波」は、28GHz帯を使って通信します。楽天モバイルにも、28GHz帯が割り当てられています。ミリ波の特徴を確認していきましょう。

  • 通信速度はSub6よりも速く、多くの機器を同時に接続できる
  • 広いエリアをカバーしにくい
  • 建物の壁やガラスなどの通過が難しい

通信スピードの向上や多数同時接続の実現と引き換えに、カバーするエリアが狭くなっています。実際に楽天モバイルの「通信・エリア」ページでは、ミリ波のエリアが点で表示されています。

楽天モバイルではSub6とミリ波の特徴を組み合わせて、5Gのエリアを広げています。5Gについては、「5Gとは」ページもあわせてご参照ください。

5Gを使いたい場合はどうする?選べる3つの方法を紹介

5Gを使いたい場合はどうする?選べる3つの方法を紹介

オフィスや訪問先が5Gのエリアに入っていれば、すぐに5Gを使えます。一方で「5Gのエリア外だが、早く5Gを使いたい」方もいるのではないでしょうか。このような方が5Gを使う方法は、3つあります。それぞれの方法と注意点を確認していきましょう。

5Gのサービスエリアに移動する

5Gのサービスエリアに移動すれば、すぐに5Gの回線を使えます。オフィス・訪問先・自宅のいずれも5Gのエリアに入っていない場合でも、訪問先へ移動するルートや通勤途中に5Gのエリアがある場合は、この方法で5G回線につなぐことが可能です。

5Gのサービスエリア拡大を待つ

近隣で5G回線が使える、通信会社からサービスエリア拡大の予告がある場合は、5Gのサービスエリア拡大を待つことも一つの方法です。もし5Gのエリアに入った場合は、何もせずに超高速・超低遅延などのメリットを得られます。但しサービスエリアの拡大は通信会社の裁量ですから、確実に5Gのサービスを使える方法ではないことに注意してください。

エリア外でも5Gでつながる場合があるのはなぜ?

通信会社の公式サイトで5Gのエリアと表示されていない場合でも、実際には5Gでつながる場合があります。この点について、疑問を持った方もいるのではないでしょうか?

理由の一つに、エリア表示はリアルタイムで更新されていないことが挙げられます。実際に5Gで通信できるようになったあと、公式サイトの「5Gエリア」ページが更新されるまでにはタイムラグがあることが理由です。最近5Gでつながるようになったエリアは、公式サイト上ではエリア外と表示される可能性が高いでしょう。このような場合でも5Gがつながっていれば、5Gを使って通信できます。

5Gを使うために必要な3つの項目

5Gを使うために必要な3つの項目

オフィスや訪問先、ご自宅が5Gのサービスエリア内にある場合でも、無条件で5Gを使えるとは限りません。5Gを使って通信するためには、以下に挙げる3つの要件を満たすことが必要です。

  • 5Gに対応する端末
  • 5Gに対応する通信契約やSIM
  • 5G通信の設定

どのように準備すれば5Gを使えるのか、確認していきましょう。

5Gに対応する端末

5Gを使った通話や通信には、5Gに対応する端末が欠かせません。5G非対応の端末を使っている場合は、買い替えが必要です。

もっとも現在販売されている端末は、5G対応の製品が多いです。購入前に5G対応かどうか確認する必要はありますが、選択肢が限られる状況ではありません。用途にあわせて、5Gに対応する端末を用意できるでしょう。

なお端末によっては、5GはSub6のみ対応する場合があります。この場合はより高速での通信が期待できる「ミリ波」のエリア内に入っても、通常の5Gエリアと通信速度が変わらないかもしれません。

5Gに対応する通信契約やSIM

お持ちの端末で5Gの便利さを体感するためには、5Gに対応する通信契約やSIMが必要です。携帯電話会社によっては5G対応の契約を結ぶと、追加の手続きや負担を求められるかもしれません。4Gから5Gにプランを変えると月額料金が高くなる、5Gに対応するオプションを申し込む必要があることは代表的な例です。一部の携帯電話会社では、5Gは個人のみ提供する場合があることに注意してください。

Rakuten最強プランビジネスは、4Gでも5Gでも同じ料金体系です。5Gのオプションを申し込む必要もないため、4Gのみ対応する端末から5G対応の端末に変更した場合でもスムーズに使えることは魅力的です。月額料金や提供されるサービスの詳細は、「料金プラン」や「音声+データ無制限プラン」ページでお確かめください。

5G通信の設定

以下に該当するケースでは、ご自身で5G通信の設定を行う必要があります。

  • オンラインショップで購入した場合
  • 端末を事前に用意したうえで、携帯電話会社でSIMのみ契約した場合

5Gの恩恵を受けるため、使う前に設定を確認しておきましょう。楽天モバイルでは「5Gとは」ページで、設定方法を画面つきで解説しています。ITに詳しくない方でも安心して設定できることは魅力的です。

エリア内でも要注意!5Gを使う際に確認しておきたい注意事項

  • 掲載の内容に誤りがあったため、2024年4月23日に修正いたしました。
エリア内でも要注意!5Gを使う際に確認しておきたい注意事項

5Gのエリア内であっても、5G回線をスムーズに使えるとは限りません。ここからは5Gを使う際に注意しておきたいポイントを解説します。

地下街やビルの陰など、5G回線が入りにくい場所がある

5Gは「Sub6」でも周波数帯が4Gと比べて高いため、障害物を回り込みにくいことが特徴です。このためエリア内でも地下街や地階にある店舗、ビルの陰などに入ると、つながりにくくなるかもしれません。

もちろん通信事業者もこの点を認識し工夫をしていますが、5Gを使う際にはこの点を認識しておくとよいでしょう。可能であれば、見通しの良い場所で使うことをおすすめします。

状況や設定によっては、4G回線を優先してつかむ場合がある

5Gエリアにいれば、必ず5Gでつながるとは限りません。スマートフォンを使う場所や端末の設定によっては、5Gエリアでも4Gでつながる場合があります。建物やビルの陰など、電波が届きにくい場所にいる場合は、4G回線を優先してつかみやすいでしょう。

また端末の種類によっては、「常に5G(5Gオン)」と「5Gのほうが高速ならば5Gで通信する(5Gオート)」モードを選べる場合があります。5Gオートを選んだ場合、4Gでも5Gでもスピードが変わらない場合は4Gで接続される場合があることに注意してください。

5Gを使うならRakuten最強プランビジネスを!選ぶメリットを紹介

  • 掲載の内容に誤りがあったため、2024年4月23日に修正いたしました。

5Gを使うなら、エリアの広さも気になるポイントです。Rakuten最強プランビジネスを選ぶことで、業務に役立つ以下のメリットが得られます。

  • 政令指定都市や都道府県庁所在地はもちろん、中小の都市でも5Gエリア拡大中
  • 4Gよりも通信速度がアップする「Sub6」と「ミリ波」で5Gエリアを提供している
  • 音声通話可能でデータ容量無制限のプランも、月額2,980円(税込3,278円)で提供
  • データ利用量が大容量におよぶ場合や、当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、当該通信を制限または切断することがあります。
  • 公平なサービス提供のため、速度制限や環境により速度低下する場合がございます。
  • 端末代(携帯電話・ルーター)、事務手数料、オプション料金、通話料、ユニバーサルサービス料、電話リレー等は別費用となります。

全国で拡大する5Gに対応したビジネスを進めよう

全国で拡大する5Gに対応したビジネスを進めよう

5Gが使えるエリアは、全国で拡大しています。5Gの魅力を十分に活かすには、これまでの常識をゼロベースで見直す取り組みも有効です。5Gを効率的な業務の遂行と活発なコミュニケーションの実現に役立て、業務改善や業務改革、より良いビジネスを進めましょう。

楽天モバイルでは「Sub6」と「ミリ波」で5Gエリアを拡大していますので、超高速・超低遅延の特長を持つ5Gのメリットを得やすいことが魅力です。5Gに対応する携帯電話回線をお求めの法人様は、ぜひRakuten最強プランビジネスの活用をご検討ください。