1.契約解除料（違約金）の大幅な低減

少し前までスマホの契約をする場合は、大手キャリアを中心に2年や3年という期間での契約が普通でした。「2年縛り」「3年縛り」とも呼ばれる理由は、契約更新月に解約しないと高額の手数料が加算されるためです。その金額は１万円を超える場合もあるので、他社で魅力的な端末や料金プランが発表されても、契約更新月まで待つもどかしさを感じた方も多いと思います。

総務省は2019年10月1日に改正電気通信事業法を施行し、スマホの契約に対して以下の条件を課すこととしました。

• 契約期間は2年以内
• 更新期間は、最低でも契約期間の最終月とその前後の月、あわせて3ヶ月を設けること
• 違約金の上限額は1,000円（消費税別）

改正電気通信事業法はユーザーの保護強化や通信サービス品質の向上、MNO（通信キャリア）の競争環境の改善などが挙げられており、契約期間が緩和されたのも、解約手数料の制限もユーザーの保護強化の一環と言えます。

これにより、少額の料金で他社への乗り換えができるようになりました。3年縛りはもちろん、実質的に2年縛りはなくなったと考えてよいでしょう。

つまり、ユーザーはより安価で通信環境が安定しているMNOに乗り換えることが容易になりました。

各通信キャリアでは様々な割引キャンペーンや料金プランを用意していますので、個人契約だけでなく、法人もご自身が思うタイミングで乗り換えることをおすすめします。

2.MNP手数料も無料に

契約している通信事業者を変えても今の電話番号をそのまま使える「モバイルナンバーポータビリティ」（MNP）は便利ですが、2021年3月までは数千円の手数料がかかる場合がありました。この負担は決して軽くないため、MNP手続きを思いとどまった方もいるのではないでしょうか。

2021年4月からはMNPのガイドラインが改定され、手数料に関しても変更があります。MNP手数料は無料となり、ユーザーの利便性が向上しました。

• MNP手数料が無料化
• 事務手数料の上限緩和
• 電話番号の引き継ぎ方法が柔軟化など

この新たな制度により、キャリア間での乗り換えがより容易になり、ご自身の好きなタイミングで追加料金なしでMNP手続きを行え、経費の適正化にもつながります。

3.契約してる通信事業者を変えても、今お使いの端末を使い続けられる

以前は「SIMロック」などにより、端末と通信事業者が紐づけられていたケースが多数でした。

SIMロックとは、携帯電話やスマートフォンが特定のキャリアのSIMカードのみ使用できるように制限されている状態を指します。他の通信会社のSIMカードを使えません。

しかし現在では以下の通り、通信事業者を変えても端末を使い続けることが可能です。

• SIMフリー^※の端末が発売されている
• SIMロックがかかっている端末は、利用者の申し出により原則として無料でSIMロック解除を行える
• どのキャリアのSIMカードでも使用可能で通信プランも自由に選べる

• ※SIMフリーとはスマートフォンがどの通信会社のSIMカードでも使える状態を指します。

上記により新たな端末を購入する負担なく、より安価で便利なサービスを提供する通信事業者への乗り換えが可能となりました。

楽天モバイルで購入した製品は全てSIMフリーなので、SIMロック解除は不要です。

また最近はSIMカードから更に便利なeSIMに変わりつつあります。eSIMはSIMカードのように端末にカードを挿す必要がありません。eSIMに変わることで、更にスマホの乗り換えも容易になりますね。

eSIMの詳細はこちらの記事「eSIMとはなにか？SIMカードとの違いと、メリット・デメリットを解説」をご参照ください。

4.各社のプランが豊富なので希望するプランが見つかる

MNO（移動体通信事業者）は現在、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの4社です。それに加えYモバイル、UQ、アハモなどのMVNO（仮想移動体通信事業者）など多数の通信事業者があります。

各社ともデータ容量や従量課金など、様々な料金プランやキャンペーンを提供しています。また社員の安否情報確認やデータシェアなど、オプションも様々です。競争している企業は大変ですが、ユーザーにとっては選択肢が増え、自社にとってもっともメリットのあるプランを選ぶことができ、契約の柔軟性が向上しました。

しかし料金プランが複雑すぎて、どれを選べばいいか分からないという声も聞きます。

楽天モバイルの法人向けプラン「Rakuten最強プラン ビジネス」はそんな声にお応えして、とてもシンプルな2つのプランをご用意しています。データプランとはデータ通信を主に利用したい方向けで、料金プランは3種類です。音声+データプランとは音声通話とデータ通信を足したプランで、料金プランは4種類です。もっともおすすめなのは、音声＋データ無制限プランで月額2,980円（税別）となります。

複数端末を管理するには、シンプルな料金プランがもっとも適しています。「Rakuten最強プラン ビジネス」に乗り換えてみませんか。

5.顧客サポートの充実とサービスの質向上

MNO（移動体通信事業者）もMVNO（仮想移動体通信事業者）も顧客サポートはユーザーの要望や疑問に答えられるよう充実されています。

もちろんスマホの乗り換えをサポートするための情報や、手続き等も提供されており皆様が思うよりスムーズに乗り換えができます。漠然とスマホを他キャリアに乗り換えたいけど、どうすればいいかという相談にも丁寧に答えてくれる通信会社も多いです。

楽天モバイルにはオペレーターによる電話、チャットの窓口があります。チャットはホームページのタブをクリックすることで、オペレーターとつながりテキストで相談することができます。

1.新しい通信会社へ連絡

新しい通信会社をどこにするか決定したら、通信会社へ連絡しMNP手続きを依頼します。

連絡はメールや電話がよいでしょう。通信会社は法人契約に必要な手続きや書類について説明してくれます。

2.現在の通信会社へ連絡

現在ご利用の通信会社へMNP手続きを依頼します。通信会社は契約解除の説明や残り期間、残金の支払い等の説明をしてくれます。

3.必要書類の提出

法人の場合、新しい通信会社へ以下のような必要書類を提出します。

• 法人の登記簿、会社名、住所、法人番号などの法人情報
• 契約者（法人代表者または担当者）の連絡情報
• 現在の契約情報（電話番号、契約プランなど）
• 担当者の本人確認書類（免許証など）

通信会社が書類を受理した後、番号の移行処理が行われます。楽天モバイルの場合は「必要書類ページ」を参照ください。

4.SIMカードの取得

新しい通信事業者から法人用の新しいSIMカードが送られてきます。通信会社によっては店舗へ取りに行く場合もあります。

またeSIMが内蔵されたスマホが送られてくる場合もあります。SIMカードは電話番号が新しいネットワークで動作するために必要です。

5.電話番号の移行

通信会社が必要な手続きを行います。ユーザーの電話番号は新しい通信事業者に移行されます。移行が完了すると、通信会社から通知が届きます。

MNP手続きを進める場合は切り替え時間を短縮するために、乗り換える台数、社員の情報把握、必要書類の用意、新しい通信会社のプラン、オプションの有無などをあらかじめ決めておいた方がよいでしょう。

また新しい通信会社に乗り換えた場合の料金シミュレーションも大切です。楽天モバイルでは見積シミュレーションをご利用いただけます。

楽天モバイルでのMNPの詳細は「他社から乗り換え（MNP）」を参照ください。

1.料金が安価なため、コスト削減に貢献できる

「Rakuten最強プラン ビジネス」では、以下の料金プランを用意しています。

3GBや5GBといった容量では、手軽な料金であることが特徴です。加えて30GBやデータ無制限など、データ通信を多く行う方でもお得に利用できます。

2.お申し込みはWebでOK。土日祝日や夜間・早朝でも申し込める

「Rakuten最強プラン ビジネス」はWebでのお申し込みが可能です。土日祝日や夜間・早朝でも申し込めることはメリットに挙げられます。必要な書類を送付した後、最短4営業日程度で製品が届きます。

Webのお申し込みの特徴を3つに分けて解説します。

3.回線数やプランもWebで変更可能

「Rakuten最強プラン ビジネス」ではmy 楽天モバイル Officeを使って、回線数やプランの変更がWebでいつでも行える点も、楽天モバイルの強みです。担当者や組織の変更が頻繁にある会社でも柔軟に対応できるため、安心して利用できます。

4.容量が余ったら翌月に繰り越せるため、無駄がない

「Rakuten最強プラン ビジネス」では、余ったデータ容量を翌月に繰り越せます。せっかくお金を払っているデータ容量を無駄にすることなく、有効活用が可能です。この点で仮に他社と同じ料金プランでも、おトクに利用できます。