eSIMに切り替える作業は、簡単です。切り替えの方法は、お使いの端末や携帯電話会社を変えるかどうかにより3通りに分かれます。それぞれのケースごとに確認していきましょう。
端末を変えない場合、SIMカードからeSIMへの切り替えはeSIMの再発行で可能です。詳細は、この後で解説する「eSIMの再発行方法」をご参照ください。
機種変更とともにeSIMへ変える場合は、eSIMの再発行が必要です。この後で解説する「eSIMの再発行方法」を参照のうえ、手続きを進めてください。
携帯電話会社を変える場合は、MNPの手続きのなかでeSIMへの変更手続きを行えます。「 Rakuten最強プラン ビジネス 」の場合は、「SIM選択」の項目で「eSIM」を選んでください。
なおeSIMへの切り替えをMNPや機種変更とともに行う方法は、「 eSIMで機種変更できる?手続きの手順と方法、注意点を解説 」記事で詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
すでにeSIMに対応する端末をお持ちの方にも、eSIMの切り替えはメリットをもたらす方法です。機種変更や再発行が必要になる場面でも、スムーズに手続きできるでしょう。
eSIMの再発行は、以下の方法で行えます。「 Rakuten最強プラン ビジネス 」の場合、再発行の費用は無料です。
特に悩むことなく、スムーズに入力を進められる方も多いでしょう。詳細は「 SIM/eSIM再発行手続き手順 」で詳しく説明しています。ご参照のうえ、手続きを進めてください。
すでにeSIMを使っている端末の機種変更は、以下の手続きで進められます。
携帯電話会社 | 必要な手続き |
---|---|
変更する | MNPによる転入(事前にMNP予約番号の入手が必要) |
変更しない | eSIMの再発行手続き |
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」なら、eSIM対応の機種を選べます。必要な手続きや費用は、「 eSIMで機種変更できる?手続きの手順と方法、注意点を解説 」記事をご参照ください。
近年では、複数のSIMを設定可能な「デュアルSIM」に対応する端末も発売されるようになりました。eSIMは、デュアルSIMにも対応可能です。本記事ではeSIM同士の併用と、SIMカードと併用するケースを取り上げたのち、「 Rakuten最強プラン ビジネス 」での設定方法を解説します。
端末のなかには、複数のeSIMを併用して使える機種があります。
eSIMを併用する場合は、端末が以下の項目に対応しているか確認する必要があります。
上記の対応状況は、機種により異なります。事前に確認しておくことをおすすめします。
端末によっては、eSIMとSIMカードを併用できる場合もあります。該当する機種ならすでにSIMカードを挿入して動かしている端末に、別途eSIMを設定して使い始めることが可能です。両方のSIMを同時に使用可能かなど、2つのSIMを使う場合のチェックポイントは、1つ前の「複数のeSIMを併用できる」見出しをご参照ください。
eSIMでデュアルSIMを使う場合は、eSIMの登録先の選択が重要です。開通手続きの際に「SIM1とSIM2」といった、eSIMの登録先を選ぶ画面が表示されます。新しいeSIMは、未登録の登録先を選んで設定を進めなければなりません。
もし登録済のeSIMを選んだ場合、使用中のeSIMは無効となるため再発行をしなければなりません。このような事態を防ぐためにも、正しい登録先を事前に確認しておきましょう。楽天モバイルでの確認方法は、「 eSIMの登録先確認・変更方法 」ページでご確認ください。
eSIMを使った詳しい設定方法は、「 デュアルeSIM利用に関する設定方法 」で解説しています。設定作業を進める前に、ぜひご一読ください。
eSIMへの切り替えをスムーズに行うためには、5つのポイントを押さえておく必要があります。事前に何をチェックし準備すればよいか、事前に確認したうえで切り替え作業を進めましょう。
携帯電話会社やプランがeSIMに対応するかという点は、eSIMを使う主な条件の一つに挙げられます。契約先やプランは、eSIMに対応するものの中から選びましょう。「 Rakuten最強プラン ビジネス 」は各プランともeSIMに対応するため、安心して使えます。
eSIMを使うもう一つの主な条件は、機種がeSIMに対応することです。携帯電話会社の公式サイトで、eSIMへの対応状況をチェックするとよいでしょう。
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」では、eSIMに対応する機種を以下のサイトで事前にチェックできます。
使いたい機種が、上記のどちらかに該当することをご確認ください。
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」では、eSIMに対応する機種も販売しています。楽天回線との相性がチェックされているため、トラブルのリスクを下げられることは安定したビジネスを進めるうえで有効です。
お手持ちの端末をそのまま使い、MNPで楽天モバイルへ転入する場合は、事前にSIMロックが解除されていることをご確認ください。もしSIMロックがかかっている場合は、MNP予約番号を取得する前に解除の手続きを済ませておきましょう。
はじめから「SIMフリー端末」を購入した場合は、SIMロックがかかっていないため心配いりません。一方で携帯電話会社から直接購入した端末の場合は、事前の確認が必要です。SIMロックがかかっているか、また解除する方法については、現在契約中の携帯電話会社にご確認ください。
eSIMの設定が完了するまでは楽天回線で接続できないため、切り替え作業はWi-Fiに接続できる場所で行う必要があることに注意してください。Wi-Fiの回線が不安定な場所にいる場合は、安定して接続できる場所に移動して設定を進めましょう。
eSIMへの切り替えは、有料となる場合があります。切り替えを進める前に、契約先の携帯電話会社で料金をご確認ください。
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」の場合、eSIMの再発行や機種変更は無料で行えます。思わぬ出費を招かず、スムーズに手続きを進められることは魅力的です。
eSIMは、SIMカードほど普及が進んでいません。スムーズに使うためには設定方法はもちろん、使う予定の機種や契約しようとする携帯電話会社のプランがeSIMに対応しているかという点もチェックしてください。この点がクリアできれば、eSIMを活用できるでしょう。
eSIMを選ぶことで、SIMカードの紛失による悪用を防げるなどのメリットが得られます。事前の準備を万全に行ったうえで切り替えを円滑に進め、より良いビジネスの遂行につなげましょう。