法人スマホを契約する前に、決めておきたいポイントが2つあります。スマホの活用方法や契約台数、業務に適した性能です。これらが明確でないと、最適なプランを選べません。契約前に法人スマホを必要としている部署と法人スマホ活用方法について、すり合わせを行っておくことが重要です。
法人スマホの活用方法が通話メインなのか、データ通信メインなのかによって契約すべきプランが変わってきます。また、通話をどの程度の時間利用する可能性があるのか、やり取りするデータ容量はどれくらいなのかなどもしっかりと把握しておくとより最適なプランを選択できるはずです。
法人スマホの活用方法を明確にすることで、オプションサービスの要不要もわかります。
契約前に必要なスマホの台数や業務に適したスマホの性能の選定を行っておきましょう。スマホは高性能になればなるほど高額になります。必要な機能をしっかりと見極め、最適な端末を選べば、不要な出費を防げます。
スペックが低く業務に支障をきたせば、機種変更の必要も出てきます。無駄なコストを削減するためには、スマホの性能の選定も重要です。
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」にはデータプランと音声+データプランの2種類があります。どちらのプランもSMS利用に追加料金は不要です。また、国内のデータ通信量以外に海外ローミングで利用可能なデータ通信量もついています。2つのプランの月額料金を一覧表にまとめました。
データプラン |
音声+データプラン
(国内通話かけ放題 ※1 ) |
|
---|---|---|
3GB + 海外ローミング1GB | 980円(税込1,078円) | 1,980円(税込2,178円) |
5GB + 海外ローミング1.5GB | - | 2,380円(税込2,618円) |
7GB + 海外ローミング1.5GB | 1,480円(税込1,628円) | - |
30GB + 海外ローミング2GB | 2,380円(税込2,618円) | 2,780円(税込3,058円) |
無制限 + 海外ローミング2GB | - | 2,980円(税込3,278円) |
楽天モバイルでは契約前に7つのコースからニーズに合ったものを選択して実際に体験できるトライアルも用意されています。
データ通信専用のプランなので、通話はできません。Rakuten Link Officeアプリの利用もできないので注意が必要です。チャットアプリなどをメインで利用し、通話が不要なおかつ月間のデータ利用量が30GBを超えない場合はデータプランが最適でしょう。
ネットワークは4Gおよび5Gを利用しますが、月間のデータ利用量を超えた場合は最大通信速度が200kbpsに制限されます。オプションサービスとしてデータチャージが用意されており、1GBにつき国内データは600円(税込660円)、国際データは500円(不課税)で追加可能です。
データプランには無制限コースがありません。月間に利用するデータ通信量が30GBを超える場合は、データチャージを利用するよりも、音声+データプランの無制限コースの方がおトクです。
音声+データプランも利用するネットワークは4Gおよび5Gです。データプランと同じく、月間のデータ利用量を超過すると最大通信速度が200kbpsに制限されます。音声+データプランにも1GBにつき国内データは600円(税込660円)、国際データは500円(不課税)でデータ量を追加できるデータチャージオプションが用意されています。
音声+データプランではRakuten Link Officeアプリが利用可能です。アプリを使って発信すると一部番号を除いて国内通話が無料でかけ放題 ※2 になります。他社の携帯や固定電話にも適応されるので通話料金の削減には最適です。
また、対象となる海外の国や地域から国内への発信も無料 ※3 なので、海外出張が多い方には欠かせないサービスだといえます。対象となる国や地域は Rakuten Link Officeアプリ のページで確認してください。
Rakuten Link Officeアプリを利用したメッセージの送受信も可能です。写真や動画、ファイルの送受信にも対応しています。100人までのグループメッセージも利用可能です。アプリを利用したデータ通信についてはデータ容量に含まれません。データ容量節約にも役立ちます。
Rakuten最強プラン ビジネス にはさまざまなオプションサービスがあります。
破損や全損水没などの故障に加え、盗難や紛失にも対応しているのが、月額650円(税込715円)で利用できる スマホ交換保証プラス Office です。 ※4 対象端末は楽天モバイルで購入したものに限ります。
株式会社MM総研が2017年8月にスマホ利用者約12,000人に行ったウェブアンケートによると、スマホユーザーの約3分の1の人がスマホの故障経験があるといいます。
1契約につき故障は年間3回まで、盗難や紛失は年間2回まで交換可能です。同一端末の在庫があれば、同一端末に、ない場合は楽天モバイル指定の同等の機種の中から選択できます。
保証に加入していない場合、交換費用は全額負担ですが、加入済みなら機種や購入価格に関わらず一律6,600円(税込)で交換可能です。端末だけなら12時までの受付で最短で当日に発送されます。SIMの再発行についてはmy 楽天モバイル Officeから別途申し込みをしましょう。
音声+データプランを利用している方が対象のオプションサービスです。Rakuten Link OfficeアプリではなくOS標準アプリで通話やSMSを利用したいという方にはワンストップかけ放題がオススメです。
月間の通話時間が500分であれば500円から1,700円の通話料でOS標準アプリからの通話やSMSが使い放題になります。500分を超える通話については、30秒ごとに20円の通話料が加算されます。ワンストップかけ放題対象外の番号もあるので、注意しましょう。ワンストップかけ放題に未加入と加入の月額料金の比較を一覧にしました。
通話時間 | ワンストップかけ放題未加入 | ワンストップかけ放題加入 |
---|---|---|
75分まで | 3,000円(税込3,300円) | 500円(税込550円) |
250分まで | 10,000円(税込11,000円) | 1,000円(税込1,100円) |
500分まで | 20,000円(税込22,000円) | 1,700円(税込1,870円) |
このように加入と未加入では通話料金に大きな差がでます。OS標準アプリを利用したい場合は、加入しておくことをオススメします。
前述のとおり、月間のデータ利用量を超過による通信速度の制限を回避するためのオプションです。データプランと音声+データプラン共通のオプションで、1GBにつき国内データは600円(税込660円)、国際データは500円(不課税)でデータ量を追加できます。
楽天モバイルには留守番電話、テサリング、国際電話など月額料金無料で利用できるオプションも多数用意されています。 オプションサービス のページもぜひご覧ください。
楽天モバイルの法人向けサービスに用意されている便利な モバイルソリューション も豊富です。以下に紹介しているモバイルソリューションサービス以外にもインターネットを介して会社や自宅のPCをリモート操作できるAnyClutch Remote、リアルタイムでグループ内コミュニケーションを行い現場同士をつなげる Buddycom などもあります。
現場同士をつなげる便利なコミュニケーションアプリ。
ハンズフリーで通話できるほか、動画配信機能やMAP通話で現場状況をいち早くキャッチすることができます。
入口対策としてMDM、内部対策としてWebフィルタリング、出口対策としてウイルス対策を提供しています。
MDMは 楽天モバイルあんしん管理 、 SPPM 、CLOMO、Optimal Bizの4種類から選択可能です。Webフィルタリングにはi-FILTER@CloudとInterSafe GatewayConnectionが利用できます。ウイルス対策にはHarmony Mobileを使用します。
楽天モバイルあんしん管理は、PC・スマホ・タブレットなどの端末管理やセキュリティについてのお悩みを一元管理で解決できるMDMです。
位置情報やセキュリティ対策などの豊富な機能と使いやすさで選ばれています。
故障や誤操作により消失したデータを復旧します。機器や障害ごとのエキスパートが復旧にあたります。48時間以内に依頼案件の約8割を復旧するスピーディーな対応が可能です。2018年2月実績ではデータ復旧率は95.2%を誇ります。物理障害と論理障害どちらも対応可能です。
1機器あたり月額550円(税込)または年額6,600円(税込)の定額で年1回まで利用できます。ただし、復旧できない場合もあります。
SMS送信には初期費用無料で導入できる Rakuten CPaaS SMS API を提供しています。1通につき8円で送信可能です。
チャットツールは LINE WORKS とChatwork、Web電話帳には PHONE APPLI PEOPLE が用意されています。
コンサルティングやキッティング、ヘルプデスクを提供しています。コンサルティングでは法人スマホ導入に関わる課題について導入前からお客様とともに関わることで、お客様に最適なサービスを企画立案、実行します。モバイル端末やMDMの設定、アプリのインストールなどキッティング作業の代行、ヘルプデスクでは問い合わせやトラブルの対応やMDM運用管理、各種申請受付など幅広く代行します。
モバイルルーター導入による通信環境の改善やタブレットを利用することでデータの一元管理による生産性の向上など、業務の効率化を支援しています。
AI通訳機として ポケトークS を本体価格と2年分の通信料金込みの価格28,773円(税込31,650円)で提供しています。月額料金無料で、3年目以降も年額4,528円(税込4,980円)で提供予定です。
また、道路交通法改正への対応として、クラウド型アルコールチェッカーのアルキラーNEXを提供しています。スマホに接続し、息を吹き込むだけの簡単な操作で、時間と場所とともに誰のデータなのかがひと目でわかるスグレモノです。
ポケトークとは、世界85言語の音声またはテキストの翻訳が可能なAI通訳機で、名刺サイズの超小型デバイスです。
互いに相手の言葉を話せなくても、話しかけるだけで隣に通訳がいるかのように対話することができます。
法人向け超高速インターネット接続サービスのKŌSOKU Accessでは、お客様専用光ファイバーを利用します。低価格なのに提供エリアは幅広く、安定した高速通信が可能です。最新技術で通信リスクを軽減し、全国をカバー、低価格で利用できるVPNサービスも提供しています。
WDM専用線サービスでは、1つのファイバーで異なる波長の光信号を同時送信する技術で拠点間をつなぎます。専用線なので安全性が高く、大容量の通信も可能です。
ピアリング接続が数多くあるIPバックボーンネットワークからインターネットに接続するIPトランジットサービスも提供しています。
また、コンセントにさせば利用できる5G対応据置型ホームルーターである Rakuten Turbo を利用したインターネットサービスもあります。
クラウド型コンタクトセンターシステムとしてTramOneCloudを提供中です。クラウド上で内線機能を提供するので働く場所を選びません。
モバイルソリューションサービスのなかでも、複雑で導入に手間のかかる印象のあるのがセキュリティ対策ではないでしょうか。楽天モバイルでは手軽にセキュリティ対策が始められるセキュリティパッケージが用意されています。
セキュリティパッケージ
では、通信プラン、スマホ製品、MDM、マネージドサービスの4つがセットになっています。もちろんお客様ごとにカスタマイズ可能で、ニーズに合ったサービスを受けられます。スマホのセキュリティ対策もできるので安心です。導入から運用までサポートも充実しています。
セキュリティパッケージ専用の問い合わせフォーム
でお問い合わせできます。
「 Rakuten最強プラン ビジネス 」には7つのプランがあります。プランが豊富なので活用方法やスマホのスペック、契約台数などを明確にすることで、より最適なプランが見つかるはずです。 トライアル もぜひ活用しましょう。