ホームルーターとは?仕組みやメリット・デメリットについて紹介

「ホームルーターという言葉はよく聞くけど、法人でも使えるのだろうか」と思っていませんか。

ホームルーターは、工事不要でインターネット環境がつくれるため、オフィスでも活用できます。本記事では、ホームルーターの仕組みやメリット・デメリットについて紹介します。
ホームルーターとは?仕組みやメリット・デメリットについて紹介

ホームルーターとは?

ホームルーターとは?

ホームルーターとは、自宅でインターネット環境を構築するための通信機器の一つです。固定回線とは異なり、工事不要で届いたその日からすぐに使用できるのが特徴です。

ホームルーターは、本体にLANケーブルを接続する必要がなく、電波を介してインターネットに接続します。そのため、コンセントがあれば利用できるため置き場所を選びません。

ホームルーターの仕組み

ホームルーターの仕組み

ホームルーターは、モバイル回線を利用してインターネット通信を行う機器です。本体は、携帯電話会社から購入するか、レンタルする方法で入手できます。

モバイルWi-Fiとは異なり、ホームルーターには内蔵バッテリーがないため、電源のない場所への持ち運びはできません。その代わり、自宅のコンセントに接続して使用するため、モバイルWi-Fiのようにバッテリー切れの心配はありません。

ホームルーターのメリット

ホームルーターのメリット

ホームルーターには、固定回線にはないさまざまなメリットがあります。

  • 工事不要でインターネットが利用できる
  • Wi-Fi®として利用できる
  • 無線接続でLANケーブルがいらない
  • 5Gエリアでは高速データ通信もできる

ここでは、楽天モバイルが法人向けに提供しているRakuten Turboの特徴にも触れながら、解説します。

工事不要でインターネットが利用できる

ホームルーターは、光回線のように開通工事が必要ありません。光回線の場合、工事の日程調整が必要で、場合によっては数カ月かかることもあります。一方、ホームルーターは届いた日からすぐに利用できるため、すぐにインターネット環境を整えられます。

Wi-Fiとして利用できる

ホームルーターには、スマホやパソコンなど複数台の機器を接続できるWi-Fiルーターとしての機能があります。特に法人利用におすすめのRakuten Turboでは、最新規格の「Wi-Fi 6」を採用しており、最大約128台までの機器を接続可能です。

無線接続でLANケーブルがいらない

ホームルーターは、本体をコンセントに接続するだけで利用でき、LANケーブルが不要です。オフィスでLANケーブルが邪魔になる心配がありません。特にRakuten Turboは、最大200mの広い接続範囲を誇るため、オフィス内のどこでもインターネットが使える環境を実現します(機器の設置場所の配慮必要)。

5Gエリアでは高速データ通信もできる

ホームルーターはモバイル通信の電波を使用しているため、5G対応エリアでは高速データ通信が可能です。5Gの普及に伴い、さらに快適なインターネット環境が期待できます。

  • ベストエフォート方式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。ご利用の集中する時間帯(夜間など)はサービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります

ホームルーターのデメリット

ホームルーターのデメリット

ホームルーターには多くのメリットもありますが、一方でデメリットも存在します。

  • データ通信の上りが遅い
  • データ通信速度が安定しない
  • 広い場所で使用すると、電波が届かないこともある

詳しくホームルーターのデメリットをみていきましょう。

データ通信の上りが遅い

ホームルーターはモバイル回線を使用しているため、光回線と比べるとデータ転送に遅延が起きやすいという特性があります。特に4Gエリアの場合は、光回線と比べると速度は遅くなってしまいます。

データ通信速度が安定しない

モバイルデータ通信を利用するホームルーターは、天候などの影響を受ける可能性があります。また、同じ基地局を利用するユーザーが多い場合、速度が不安定になることもあります。

広い場所で使用すると、電波が届かないこともある

ホームルーターの接続範囲によっては、通信が途切れたり速度が遅くなったりする可能性があります。この問題を解消するには、接続範囲が広いホームルーターの使用がおすすめです。例えば、Rakuten Turboは最大200mの接続範囲を誇り、オフィス内をしっかりとカバーできます(機器の設置場所配慮が必要)。

法人でホームルーターがおすすめのケースを紹介

法人でホームルーターがおすすめのケースを紹介

ホームルーターは個人宅だけでなく、法人での利用にも適しています。ここでは、法人でホームルーターがおすすめのケースをいくつか紹介します。

  • 小売店や飲食店
  • 店舗やオフィス
  • 学校

それぞれ詳しくみていきましょう。

小売店や飲食店

小売店や飲食店では、POSレジなどの端末専用回線としてホームルーターを活用できます。店舗入り口のPOSレジ専用に設置したり、接客用タブレット専用に設置したりすることで、業務に必要な通信環境を手軽に整えられます。

店舗やオフィス

店舗やオフィスでは、お客様用や従業員の休憩スペース用のWi-Fiとしてホームルーターを設置するのがおすすめです。来店されたお客様にインターネット環境を提供したり、従業員がリフレッシュできる空間をつくったりするのに役立ちます。

学校

学校では、各教室の授業用としてホームルーターを活用できます。また、体育館でのイベントなどにも利用可能です。生徒たちがインターネットを使った学習を行ったり、イベント会場でWi-Fiを提供したりするのに便利です。

法人向けホームルーターでオフィスのインターネット環境を快適に

法人向けホームルーターでオフィスのインターネット環境を快適に

ホームルーターは工事不要で、届いたその日から使用できるのが大きなメリットです。法人向けホームルーターサービス「Rakuten Turbo」は、届いたその日から使用できるのはもちろん、高品質なモバイル回線ネットワークによって安定した高速インターネット接続 ※1 を提供します。

モバイルルーターとは役割が異なり、店舗・オフィス規模での通信をサポートします。そのため、128台のデバイスの同時接続に対応し、以下の通信面での特徴があります。

  • 5Gをフルに生かした高速通信でリモート会議も快適 ※2
  • Wi-Fi 6(11ax) ※3 で複数台同時接続でも通信の順番待ちが発生しない
  • 接続範囲が広いからオフィス内でもインターネットが使える場所が広がる

オフィスや店舗で長時間インターネットを利用したい場合や、安定した速度が必要な場合にもRakuten Turboがあれば対応可能です。

法人向けホームルーターサービス「Rakuten Turbo」を、法人のインターネット環境の改善に、ぜひお役立てください。

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  • ※1 ベストエフォート方式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。ご利用の集中する時間帯(夜間など)はサービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。動画やファイル交換ソフトなどをご利用の場合は速度が低下する場合があります
  • ※2 5Gは一部エリアのみ
  • ※3 複数のデバイスが一度に繋がる次世代規格「Wi-Fi 6」の詳細は こちら