もし社用携帯を紛失したら、法人は何を行わなければならないのでしょうか。紛失から事案の収拾までに行うべき事項は、10の項目に分けられます。何をすべきか、項目ごとに確認していきましょう。
社用携帯を紛失した疑いがあれば、持ち主は直ちに会社へ報告する必要があります。もし社用携帯が悪用された場合、「明日出勤したら」「週明けになったら」では被害が拡大するかもしれません。
法人は従業員に対して、紛失に気づいた時点ですぐに報告するよう教育する必要があります。その際は直属の上司が対応できない可能性もありますから、専用の窓口を社内に設けるとよいでしょう。
従業員から紛失の申し出を受けた法人は、状況を詳しく確認する必要があります。以下の内容は、従業員から聞き取っておきたい項目です。
聞き取りは直属の上司や、情報セキュリティ部門の担当者が行う場合が多いでしょう。適切な対処を行うためにも紛失した従業員が話しやすい雰囲気をつくり、正しい情報を入手することが重要です。
社用携帯の機種や設定内容によっては、位置情報を確認できる場合があります。もし場所がわかれば周辺を重点的に探すことで、紛失した社用携帯を発見できる可能性があります。
もし社用携帯が見つからない場合でも、取れる対策はあります。契約内容や機種によっては、遠隔ロックやデータの遠隔消去を行える場合があるためです。適切な処置により、被害を最小限に抑えることができます。
紛失した社用携帯の利用停止も、行うべき手続きの一つです。利用停止を行えば、携帯電話回線を使った通話や通信ができなくなります。このため、想定外の費用が請求されるリスクを防げます。
携帯電話会社は専用の連絡先を用意していますから、速やかに利用停止の手続きを済ませましょう
警察に遺失届を提出することも、重要な手続きに挙げられます。遺失届を出すことで、法人が紛失の事実を認識し手続きを行ったことを示せます。警察署や交番に出向き、届け出を行いましょう。手続き後は受理番号が交付されますので、しっかり管理してください。また申請により、遺失届の受理を証明する書類も受け取ることが可能です。
なお施設内で紛失した場合は、まず施設に問い合わせてください。もし施設で保管していない場合は、警察への届け出が必要です。
被害拡大を防ぐ措置を取った後は、被害状況を確認しましょう。以下の項目は、ぜひチェックしてください。
もし被害が生じている場合は、状況に応じた対処を早急に取ることが必要です。また紛失した社用携帯でログインしていたサービスがある場合は、IDやパスワードの変更もご検討ください。
取引先への報告と謝罪も、速やかに行うべき項目に挙げられます。とりわけ、事実と現状を包み隠さず報告することは重要です。時間がかかる場合は、把握している情報だけでも早期の段階で報告しましょう。多少なりとも信頼を失うことには変わりありませんが、その程度を少なく抑えることができます。
連絡先が多数にのぼる場合は、個別の報告が困難となるかもしれません。この場合は公式サイトで公表したうえで、専用の問い合わせ窓口を設けることも選択肢の一つです。
社用携帯を紛失した場合は、事後の対応をどれだけ適切に行っても、端末が1台足りないという状況は変わりません。対応が一段落したら、新しい社用携帯を入手しましょう。
あらかじめ携帯電話会社が提供する交換保証サービスを契約している場合は、少額の費用負担で同等の製品を送付してもらえます。この場合は、紛失した社用携帯と同じ機種となる場合が多いでしょう。一方で交換保証サービスを契約していない場合は、新しい端末を購入することになります。以前の機種にこだわらず、いま必要とする機種を選ぶとよいでしょう。
状況によっては、取引先や顧客などから契約の打ち切りや損害賠償を求められる可能性もあります。以下の項目に該当する場合は、そのリスクが高くなるでしょう。
法的なリスクには適切な対応を早急に、かつ慎重に行うことが欠かせません。貴社の法務部門や顧問弁護士と相談のうえ、間違いのない対応を行いましょう。
社用携帯を紛失する事態に至った過程をチェックすると、行うべきでなかった行為が見つかることがしばしばあります。組織として同じミスを繰り返さないためにも、原因を分析して再発防止の方法を検討しましょう。その際には、紛失した根本的な原因までさかのぼることが重要です。また再発防止策は、実行可能な方法であることも重要です。
再発防止策を定めたら、社内全体に周知徹底させましょう。従業員一人ひとりが紛失の原因を理解し、再発しないという意識づけと行動を行うことが重要です。
社用携帯の紛失は、法人にさまざまなリスクをもたらします。ここではリスクを5種類に分け、どのような事態が起こるおそれがあるか解説します。
社用携帯を紛失してしまうと、手元に取り戻さない限り内部に保存していたデータは失われます。バックアップが無い、クラウドに保存していない場合、社用携帯のデータを活用して業務を進めることはできません。業務の遂行にも、大きな影響が生じるでしょう。
社用携帯を紛失した場合、内部のデータは大きなリスクとなります。もし悪意ある者の手に渡れば、さまざまな方法で悪用されるかもしれません。ここでは2つの観点に分けて、どのようなリスクがあるか解説します。
社用携帯の紛失により取引先や顧客の情報が悪用されることは、重大なリスクの一つです。機密情報や個人情報が公開されれば、何も落ち度がない取引先や顧客に被害が生じてしまいます。内容によっては事業の継続が困難になる、引っ越しをしなければならないなど、重大な損害を与えるかもしれません。突然降りかかった災難に、不条理さを感じる方も多いでしょう。
このような事態が起こると、社用携帯を紛失した法人にもペナルティが科されます。取引先や顧客だけでなく、社会の信頼も失われるためです。貴社の製品やサービスを選ばず、他社を選ぶことも十分考えられるでしょう。事業継続を左右する結果に結びつくかもしれません。
取引先や顧客に被害がなくても、社用携帯の紛失により重大な被害をこうむるリスクはあります。以下の項目は、ぜひとも外部に漏れてはならない情報です。
上記の情報が外部に漏れると、自社の優位性が失われる、従業員の生活が脅かされるなどの悪影響が起こります。「情報管理がずさんな企業」という評価を受ければ、取引の継続や新規顧客の獲得にも影響が出ます。上場企業の場合は、株価が下がるかもしれません。
もし社用携帯の内部に機密情報や個人情報がなくても、安心はできません。紛失した社用携帯は、端末自体が貴社を脅かすリスクとなるためです。ここからは悪用される代表的な2つのケースを取り上げ、どのようなリスクがあるか解説します。
犯罪者にとって、誰かが紛失した社用携帯は都合の良い端末です。ランニングコストを払わなくても、電話をかけられます。万が一利用停止になっても、犯罪者自身に実害がおよぶわけではありません。利用停止になるまでの間、便利な道具と割り切って使う可能性もあるでしょう。
特殊詐欺の電話をかける手段に使われることは、考えられるリスクの一つです。もしこのような用途で使われれば、法人は新たなスマホを契約できなくなるかもしれません。
社用携帯のインターネット機能も、悪用の手段として使われます。一例を以下に挙げました。
悪用のされ方によっては詐欺などの被害が発生する、企業の事業運営に重大な被害をもたらすなど、深刻な事態につながるおそれがあります。
社用携帯の紛失が発生した法人は、危機管理が甘いとみなされがちです。企業イメージにマイナスの影響をおよぼすでしょう。法人として十分な対策を取ったうえで、それでも紛失が起きた場合は影響が少なくなるものの、ある程度のイメージダウンは避けられません。
この結果、取引先や従業員は貴社に不安を感じるかもしれません。応募者から敬遠される要素にもなるため、採用に影響が出るおそれもあります。とりわけ次の項目で解説する、金銭的な損失は大きなものになりがちです。
社用携帯の紛失は、金銭的な面でも法人にさまざまな損失をもたらします。どのような損失をこうむるおそれがあるか、3つに分けて確認していきましょう。
顧客の信用を失い、売上が下がることは代表的な損失です。社用携帯の内部に取引先の情報が保管されていた場合、その取引先から取引打ち切りの通告を受けることは代表的なリスクです。この場合、売上の減少は避けられないでしょう。とりわけ主要取引先の場合は、法人の存亡に関わる重大な事態に陥るおそれもあります。
他の顧客に影響を与えることも、見逃せないリスクの一つです。直接の被害がない顧客も、社用携帯の紛失があったことをきっかけに貴社への不安を感じ、取引を他の企業に変えるかもしれません。顧客の信用を失い売上が下がることは、貴社にとって重大なリスクとなるでしょう。
費用が余分にかかることも、代表的な損失の項目です。たとえ取引先に実害がなくても、社用携帯の紛失により以下の費用が発生します。
どちらも、紛失さえしなければ発生しない費用です。事務作業を増やしてしまい、従業員に負荷をかけるデメリットも見逃せません。さまざまな面で余分なコストがかかることも、損失に挙げられます。
もし紛失した社用携帯が悪用された場合は、さらなる損失をこうむるおそれもあります。長時間の通話は、携帯電話料金を上げる原因です。身に覚えのないサービスに勝手に登録され、高額な請求が届く可能性もあります。契約中のサービスが勝手に高額なプランへ変更され、費用がアップするかもしれません。
社用携帯の紛失がわかったとき、従業員のなかには紛失を隠そうとする方もいるかもしれません。また「自力で探して見つかれば良い」と思い、探すことを優先して紛失の届け出を後回しにするケースもあるでしょう。また法人は企業イメージの悪化を防ぐため、紛失した事実を内部でのみ記録し、対外的にはなにごとも無かったかのように処理したくなるかもしれません。
これらの方法は、取るべきではありません。なぜ社用携帯の紛失を隠してはいけないのか、3つの理由を挙げ解説します。
社用携帯の紛失を隠すことは、自社の被害が拡大する主な要因です。もし悪意ある者の手に社用携帯が渡ると、以下の被害が起こるおそれがあります。
これらの被害は、紛失した社用携帯そのものを取り戻さなければ止められないとは限りません。携帯電話会社に紛失を申告すれば、回線の利用停止措置を取ってもらえます。また本体にロックをかけておけば、パスコードを解読されない限り使えないでしょう。
回線の利用停止措置は、契約する法人の窓口担当者から行います。早ければ早いほど、被害のリスクを下げられます。一方で紛失した本人から報告がなければ、適切な対応を取れないまま被害が広がるかもしれません。
社用携帯の紛失を隠すことは、法人の社会的な信頼を失わせることにもつながります。有事に対応する体制が整っておらず、安心して取引できない法人とみなされるためです。
取引先や顧客からデータの流出を指摘された後に対応するようでは、後手後手の対応しかできない企業と思われ、信頼が失墜してしまいます。不祥事を「ばれなければ良い」という姿勢で隠す法人に対して、取引をしたいと思う企業は多くないでしょう。後で発覚した際に社会から受けるペナルティの大きさを考えれば、社用携帯の紛失を隠すことは禁物です。
社用携帯には顧客に関する機密情報や個人情報が含まれるケースも多いため、紛失すると顧客に損害を与えるおそれがあります。自社の場合と同様に、対応が早いほど被害が抑えられます。
もし社用携帯の紛失を知ったタイミングが遅いと、回線利用停止までの時間も長くなるでしょう。このため悪意ある者が自由に使えるチャンスが増え、顧客の損害も大きくなるおそれがあります。紛失時の体制不備をとがめられ、顧客から請求される賠償額が増えるかもしれません。
社用携帯を紛失するリスクは、ビジネスにおけるどの状況でも同じではありません。紛失のリスクが高い状況は、大きく4つに分かれます。どのような状況が高リスクなのか、またリスクが高くなる理由と紛失を防ぐ方法を確認し、紛失防止にお役立てください。
仕事で多忙を極める状況では、1秒でも惜しく感じるものです。備品はもちろん、社用携帯も「その都度定位置にしまうことは面倒。あとでまとめて片付ければ良い」と思っていると、いつの間にか見当たらなくなってしまいがちです。
「少しの間だから」「また取りに来るから」と社用携帯を所かまわず置いたままにすると、どこで置き忘れたかわからない状況に陥ってしまいます。なくしたものを探すことは、多くの手間と時間のロスを生じさせます。社内であっても、社用携帯の所持を確認してから移動しましょう。
外出先や出張先は社用携帯を紛失しやすいうえに、紛失後に探すことが困難な事態になりがちです。頻繁に出し入れするうえに、移動が多く滞在時間も短くなりがちなことは主な理由に挙げられます。
訪問先で紛失したのであれば、まだ連絡がつきやすいでしょう。しかし以下の場所で紛失するケースも多いことに注意が必要です。
外出先や出張先で、また帰社した後に社用携帯の紛失がわかると、どこでなくしたかわからず途方に暮れるかもしれません。移動するときは、その都度社用携帯の所持を確認すると安心です。
お酒の席では、注意力も散漫になりがちです。政府はほろ酔いにも達していない「爽快期」でも、アルコールの影響により判断力が少し鈍ると公表しています。またまともに立てない泥酔の状態では、自分自身をケアすることもままなりません。
このような状況では社用携帯の有無まで注意が向かず、気が付いたら紛失していたという結果になるおそれがあります。どこで紛失したか思い出せないケースも少なくありません。忘年会や歓迎会などお酒の席に出向く場合は、社用携帯を会社に置くことが紛失を防ぐコツです。
ふだん社用携帯をどこに入れているかも、紛失するリスクの大きさに影響します。ネックストラップをつないで首からかける方法は、紛失のリスクも少ないでしょう。一方で以下の場所に入れておくと、知らないうちに紛失という事態につながりかねません。
落としたという認識がないため、紛失した場所もわからない事態になりがちです。オフィスの中だけを移動する方も例外ではありません。どのフロアで紛失したかわからなければ、探すことも困難を極めます。落としやすい場所に入れて持ち運ぶことは、上記のリスクがあるため避けましょう。
社用携帯は法人や個々の従業員がいくら注意を払っても、紛失するリスクをゼロにはできません。一方で「ゼロリスク」にこだわるあまり、社用携帯を利用しない選択は本末転倒です。紛失を防ぐ取り組みを十分に取ったうえで、紛失が起こっても被害を最小限に抑える工夫を取ることが重要です。
ここからは、社用携帯の紛失に対応するポイントを5つ取り上げます。できる限り多くの取り組みを行い、社用携帯の紛失防止と紛失への備えを行いましょう。
社用携帯の紛失を起こさないことは、紛失を防ぐ根本的な対策です。以下のように、「落とさない」「放置しない」「むやみに持ち出さない」対策を取るとよいでしょう。
宴会に出席する際、社用携帯を会社に置いておくことは有効な対策の一つです。
ルールを定めただけでは、社用携帯の紛失防止につながりません。社内に周知徹底し、一人ひとりが能動的に取り組むよう工夫することが求められます。
社用携帯の設定を適切に行うことは、紛失した際の被害を小さくする効果があります。有効な対策の一例を、以下に挙げました。
4番と5番は、この後の見出しで詳しく解説します。社用携帯のセキュリティについては、以下の記事もご参照ください。
社用携帯のセキュリティ対策どうすれば?セキュリティ強化策とMDMとMAMをご紹介データを社用携帯に保存しないことで、万が一紛失した場合でも外部に流出する情報を減らし、被害を抑えられます。そもそも社用携帯へのデータ保存は、社内で保管するオリジナルデータと二重管理になるおそれがあるため好ましくありません。データは極力クラウドや社内システムに保存し、社用携帯に保存しなくて済む工夫をするとよいでしょう。
これまで挙げた対策を取っても、紛失する事案は起こり得ます。法人への評価は、有事への対応をいかに適切に行えるかで大きく変わります。
紛失時の対応を迅速・適切に行うためには、日ごろの準備が重要です。紛失時のマニュアルを準備し、誰でも同じ対応が取れるよう備えておきましょう。また紛失の報告は、夜間や休日に行われることもよくあります。いつでも迅速な対応を取れるよう、報告ルートを整備することも重要なポイントです。
MDM(モバイルデバイス管理ツール)を導入することで、社用携帯を一括管理できます。以下の項目は、MDMに備わる代表的な機能です。
MDMで社用携帯の紛失そのものを防ぐことはできません。しかし社用携帯の場所や状態をいち早く知る、悪意ある者が社用携帯を操作できないようにするなど、紛失後の対応を適切に行ううえで役立つツールです。活用により、法人の被害を最小限に抑えられるでしょう。
MDMについては、以下の記事で詳しく解説しています。
MDMとは?ビジネスに不可欠な端末管理について徹底解説! 楽天モバイルあんしん管理は、PC・スマホ・タブレットなどの端末管理やセキュリティについてのお悩みを一元管理で解決できるMDMです。
位置情報やセキュリティ対策などの豊富な機能と使いやすさで選ばれています。
もし楽天モバイルの社用携帯を紛失した場合、あせりは禁物です。紛失に対応したサービスを用意していますから、落ち着いて確実に対応しましょう。どのようなサービスを使えるか、またどのようなステップで対処すればよいか、3つの項目に分けて解説します。
従業員から紛失の届け出を受けたご担当者様は、すぐに楽天モバイルに対して利用停止の連絡を行ってください。年中無休・24時間対応の電話窓口を用意していますので、夜間でも休日でも連絡がつきます。
早く連絡するほど被害も抑えられます。また見つかった場合は利用の再開もできますので、紛失の連絡を受けたらまずは利用停止の措置を取りましょう。
お問い合わせは以下から可能です。
紛失・盗難などによる利用停止・再開について社用携帯を紛失した場合は、新しい端末の入手も必要です。楽天モバイル以外から購入した場合は、原則として買い直しとなります。新しい端末は、紛失した機種と同じである必要はありません。貴社の事業環境を踏まえて、最適な機種を選ぶとよいでしょう。
一方で以下の条件を両方満たす法人様は、「スマホ交換保証プラス Office」契約があれば、一律6,600円(税込)で新品同等の同一機種に交換可能※です。
万が一の紛失でも、少額の支出で新しいスマホが手に入るサービスに魅力を感じるご担当者様も多いでしょう。「スマホ交換保証プラス Office」オプションは、端末の購入時のみ申し込めます。紛失した際は、30日以内に受付を済ませてください。
なお紛失した際に、「スマホ交換保証プラス Office」オプションを使わなければならない義務はありません。「この機会に、別の端末を選びたい」という場合は、実費で新しい機種を選び購入することも可能です。
社用携帯を紛失した場合は、SIMカードの再発行を受ける必要があります。eSIMの場合も、再発行手続きが必要です。「my 楽天モバイル Office」で手続きを行えます。
なお「スマホ交換保証プラス Office」オプションを使って新しい端末を入手する場合は、SIMカードの再発行も行います。別途SIMカードの再発行を申し込む必要はありません。
「スマホ交換保証プラス Office」の詳細について知りたい方は、以下をご確認ください。
スマホ交換保証プラス Office(お申し込み方法・ご利用方法)社用携帯の紛失が発覚した際、事実を隠すことやあわてることは禁物です。まずは事実を正確に確認しましょう。適切な対応を落ち着いて迅速・確実に行うことが、被害を最小限に抑える重要なポイントです。
社用携帯の紛失に適切な対応を取るためには、ふだんからの備えが重要です。まずは紛失そのものを防ぐ工夫を行い、従業員一人ひとりにも意識づけましょう。MDMなど、社用携帯を管理する仕組みを整えることもおすすめです。そのうえで紛失した際に取るべき対策をまとめ、有事の際にスムーズに実施できるよう仕組みを整えましょう。