法人スマホの格安プランはどうやって選べばいい?失敗しない選び方を徹底解説

「法人スマホをなるべく安く使いたい」
「格安の法人スマホって大丈夫なの?」

2020年からの世界的な新型コロナウイルスの流行に伴い、多くの企業が新しい働き方への取り組みをしているなかで、法人スマホの需要も高まっています。

そこでおすすめなのが、格安プランの法人スマホです。複数台契約する場合には、価格にもこだわりたいですよね。

この記事では、法人スマホの格安プランについて、メリットや失敗しない選び方を詳しく解説します。
法人スマホの格安プランはどうやって選べばいい?失敗しない選び方を徹底解説

法人スマホの格安プランとは?

法人スマホの格安プランとは?

最初に確認しておきたいのが、大手キャリア4社と格安SIMとの違いです。また、個人契約する場合と違い法人が契約できるプランが限られている場合もあります。

そこで、下記の3つのポイントに分けて格安プランについて紹介します。

  • 大手キャリアと格安SIMの違い
  • 格安プランと格安SIMは同じではない
  • 法人スマホで利用できる格安プランは限られている

それぞれ、詳しくみていきましょう。

大手キャリアと格安SIMの違い

大手キャリアと呼ばれる4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)は自社で通信回線網を持っています。

一方で、格安SIMと呼ばれるものはキャリアから回線を借りて運用しています。

大手キャリアと格安SIMには料金プランや通信速度などに違いがあります。両者のメリット・デメリットを比較しながらどちらにするべきか検討する必要があります。

格安プランと格安SIMは同じではない

格安プランとは、大手キャリアであっても格安のプランを提供していれば「格安プラン」と呼ばれます。

楽天モバイルはキャリアですが、料金体系がシンプルな格安プランを用意しています。もちろん、格安SIMのなかにも格安プランは存在します。

ここでは、「格安プラン」=「格安SIM」ではないことを覚えておきましょう。

法人スマホで利用できる格安プランは限られている

格安SIMを利用すれば、法人でもスマホを安く利用できると考えている方もいるのではないでしょうか?ただし、格安SIMのなかには法人契約できないものもあるので注意が必要です。

法人スマホで格安プランを導入する3つのメリット

法人スマホで格安プランを導入する3つのメリット

法人スマホで格安プランを導入するメリットを紹介します。

  1. 価格が安い
  2. 契約期間などの縛りがないものが多い
  3. プランがシンプル

とくに価格が安いのは、一番の魅力です。それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。

【メリット1】価格が安い

格安プランの一番の魅力は、「安さ」です。法人契約で複数台契約する場合には、とくに1台あたりの料金が大きく影響してきます。

たとえば、楽天モバイル法人プランの 音声+データプラン は月額1,980円(税込2,178円)から利用可能です。さらに、 Rakuten Link Officeアプリ を使えば国内通話かけ放題 で利用できます。

通話不要で、チャットサービスなどの社内コミュニケーション用途の場合は、月額980円(税込1,078円)からのデータプランもあります。

月額2,980円のプランを契約する場合と、月額1,980円のプランを契約する場合で比較してみましょう。

契約台数が1台の場合は、【2,980円-1,980円=1,000円】となり差額は1,000円です。ですが、法人契約で10台契約した場合には、【29,800円-19,800円=10,000円】と差額は大きくなります。

複数台契約する場合が多い法人契約では、1台あたりの料金が全体の経費に大きく影響するため料金の「安さ」は大きな魅力です。

  • (0570)などから始まる他社接続サービス、一部特番(188)への通話については、無料通話の対象外となります。Rakuten Link Officeアプリ未使用時、国内通話は30秒22円(税込)。

【メリット2】契約期間などの縛りがないものが多い

契約期間などの縛りがあると、解約するときに違約金の支払いが必要になるケースがあります。格安プランでは、契約期間などの縛りがないケースも多いです。

契約期間などの縛りがなければ、解約するときに違約金を支払う必要がないのがメリットとなります。

【メリット3】プランがシンプル

格安プランでは、シンプルなプランが多いので選びやすい点も特徴です。

たとえば音声プラン+データプランなのか、データプランのみを選ぶかなど複雑な料金体系ではない場合が多くなっています。

諸条件で割引が適用される場合などは、いつまで割引料金が適用されいつから通常料金になるかなどを把握しておく必要があります。

そのため、料金プランは複雑な割引などなくシンプルに「安い」ものが管理もしやすくおすすめです。

法人スマホの格安プランの失敗しない選び方5選

法人スマホの格安プランの失敗しない選び方5選

法人スマホの格安プランを選ぶときに失敗したくないとお考えの方も多いと思います。ここからは、格安プランの失敗しない選び方について紹介します。

ポイントは、下記の5つです。

  1. 法人契約のメリットを理解しておく
  2. キャリアか格安SIMどちらが自社に向いているのか検討する
  3. 料金プランを比較する
  4. 支払い方法を確認する
  5. 契約期間に縛りがあるか確認する

それぞれ詳しくみていきましょう。

【選び方1】法人契約のメリットを理解しておく

まずは、個人の契約と違って法人契約にはどのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。

これから契約しようとしている格安プランが、法人契約のメリットを満たしているかどうか確認できるからです。

具体的には、下記のようなポイントをチェックしましょう。

  • 法人割引が適用される
  • 店舗へ行く手間がない
  • ビジネス用のサービス・機能が利用できる
  • サポートが充実している
  • スマホ同士のデータシェアや管理ができる

契約しようとしている格安プランが法人契約のメリットをすべて満たしているとは限りません。そのため、メリットのなかでも重視したいものや、なくても気にならないものを決めておくと、格安プランを決めるときの判断材料にできます。

【選び方2】キャリアか格安SIMどちらが自社に向いているのか検討する

キャリアの格安プランが向いているのか、格安SIMでの契約が向いているのか検討しましょう。

キャリアでも法人契約の場合は複数回線を契約してくれるので、割引プランが用意されている場合があります。また、店舗もある場合が多いのでサポートも期待できるところがメリットです。

一方で、格安SIMは回線を待たず店舗なども持たない事業者が多く、その分料金を抑えることができています。ただし、大手キャリアと比べ回線速度が遅くなる可能性などもあるため、仕事に影響が出ないか慎重に検討する必要があります。

キャリアと格安SIM、それぞれの違いを比べてどちらが自社に向いているのか検討しましょう。

【選び方3】料金プランを比較する

法人スマホで格安プランを選ぶときに気にしたいのは、料金です。シンプルでわかりやすい料金体系かどうかも確認しましょう。

自社に欲しい機能と料金のバランスをみながら、複数社の料金を比較して検討するのがおすすめです。何台で契約したか、どのような使い道なのかを説明すると最適な見積もりを作ってくれるところもあります。

ぜひ、見積もりを作ってもらって、料金を比較しましょう。

楽天モバイル法人プランでは、Webでもお電話でも見積もりの作成が可能です。お見積もりの作成をお考えの方は、 こちら から確認いただけます。

【選び方4】支払い方法を確認する

支払い方法についても確認しておくのがおすすめです。

たとえば契約先によっては、クレジットカードのみの場合や口座振替のみの場合などがあります。複数の支払い方法から選択できる場合もあります。

自社にとって使いやすい支払い方法があるかどうかを確認しておきましょう。

【選び方5】契約期間に縛りがあるか確認する

契約期間に縛りがあるかどうかも確認しておいたほうがいいポイントです。格安プランでは縛りがないケースが多いですが、しっかり確認はしておきましょう。

MNPを利用したキャリアの乗り換えなどの場合にも、縛りがあると違約金が発生する場合があります。

社員数の変動など、契約回線の数が変化する可能性が高い法人契約では違約金が発生すると余計な経費が増えてしまいます。契約期間の縛りがあるかどうか確認するようにしましょう。

格安プランで法人スマホを使うなら楽天モバイル法人プランで!

楽天モバイル法人プラン なら大量にデータを使う場合でも、お得な料金でコストを下げることが可能です。少量しかデータを使わない場合は低額のプランを選び、さらにランニングコストを下げられます。データ容量を使い切った後も最大200kbpsで通信できますから、データを多く使う事態が急きょ発生した場合でも通信不能となる心配はいりません。

音声+データプラン


プラン名 データ容量 月額料金 主な用途
音声+データ3GBプラン 3GB 1,980円(税込2,178円) 通話、アプリでの画像のやり取り、チャット
音声+データ5GBプラン 5GB 2,380円(税込2,618円) 通話、クラウドサービスの利用やファイルのダウンロード
音声+データ30GBプラン 30GB 2,780円(税込3,058円) 通話、営業先との商談やメール
音声+データ無制限プラン 30GB 2,980円(税込3,278円) 通話、長時間のインターネット利用、Webミーティング
  • 端末代、事務手数料、オプション料金、通話料、ユニバーサルサービス料、電話リレー等は別費用となります。
  • 楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。パートナー回線エリアは、プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128Kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
  • Rakuten Link Officeアプリを利用した際のデータ通信は、パートナー回線エリアの高速データ容量としてカウントせず、高速データ容量を超えた場合でも速度制限なくご利用いただけます。なお、この点は予告なく変更になる場合があります。
  • 音声+データ無制限については公平なサービス提供のため、速度制限や環境により速度低下する場合がございます。
  • 一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

データプラン


プラン名 データ容量 月額料金 主な用途
データ3GB 3GB 980円(税込1,078円) メール、チャット
データ7GB 7GB 1,480円(税込1,628円) 社内外でのデータ通信、タブレットでの使用
データ30GB 30GB 2,380円(税込2,618円) モバイルルーター
  • 端末代、事務手数料、オプション料金などは別費用となります。
  • 楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
  • 一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

楽天モバイル法人プランは お申し込み をWebで行えるため、24時間いつでもスムーズにお手続きいただけます。月額料金が安価な点も魅力ですので、データ容量を気にせずに法人スマホを使いたい方は、この機会に 楽天モバイル法人プラン を検討されてみてはいかがでしょうか。

法人スマホの格安プランを導入して経費節約につなげよう

法人スマホの格安プランを導入して経費節約につなげよう

法人スマホの格安プランについて紹介しました。

格安プランと格安SIMには厳密には違いがあります。キャリアの法人スマホがいいのか、格安SIMのスマホでもいいのか検討して、自社にあったプランを導入するようにしましょう。

楽天モバイル法人プラン は、キャリアの法人スマホでありながらシンプルな料金体系で格安のプランを用意しています。データのみのプランや、音声+データのプランなど使い道に合わせて選択可能です。

また、2023年10月23日に楽天モバイルはプラチナバンド の獲得を発表いたしました。プラチナバンドについて詳しく知りたい方は、「 楽天モバイルはプラチナバンドを取得!プラチナバンドの重要性を解説 」をご覧ください。

総務省に提出した開設計画は2026年3月スタートとなっていますが、保守的に見積もった計画です。実際には、2024年中のサービス開始を目指しています。楽天モバイルは、今後さらに使いやすい環境を目指していきます。

  • プラチナバンドとは、700MHz帯の基地局でつながりやすい周波数帯のこと