Wi-Fiスポットは「公衆無線LANスポット」とも呼ばれており、便利なことから設置場所も増えています。その一方でデメリットもあることは、認識しておきたいところです。ここでは重要な4つのデメリットを取り上げ、注意すべきポイントを確認します。
Wi-Fiスポットの電波は設置箇所の周辺など、ごく狭い範囲にしか届かないことが特徴です。したがって通信事業各社が提供する回線のように、どこでも使えるわけではありません。地方はもちろん、都市部であってもWi-Fiスポットを探さなければならないケースは多いことでしょう。
Wi-Fiスポットのセキュリティにどれだけ注意が払われているかは、設置場所により異なります。例えば通信が暗号化されていないWi-Fiスポットでは、傍受されると通信内容が第三者に筒抜けとなってしまうおそれがあります。このようなWi-Fiスポットを活用し、機密情報など重要な情報のやり取りを行うことは不適切なので、注意しなければなりません。
それだけでなく、はじめから情報を盗み取る目的で設置されたWi-Fiスポットがあることにも注意が必要です。実際に総務省が公表した利用者向けのアンケートでは、以下の結果が示されています。
Wi-Fiスポットによっては、以下のように接続回数や接続時間の制限を設けている場合もあります。
サービス名 | 1回当たりの接続時間 | 1日当たりの接続回数 |
---|---|---|
AEON | Wi-Fiサービス 1時間 | 上限なし |
7SPOT(セブンスポット) | 1時間 | 3回まで |
使い方によっては1日3回の上限に到達し、別のWi-Fiスポットを探さなければならない場合も考えられます。接続回数の上限がないWi-Fiスポットでも、1時間ごとに再接続しなければならないことは面倒に感じられます。
Wi-Fiスポットのなかには利用できる場所の多さと引き換えに、有料で提供されている場合ももあります。これらを利用するためには別途、利用料金を支払わなければなりません。
利用料金は、月額数百円程度の場合が多いです。それでも年間に換算すると1人当たり数千円の出費となりますので、決して安価とはいえません。
オフィスの外で頻繁にノートパソコンなどのモバイル端末を使う場合は、いちいちWi-Fiスポットを探すよりも、モバイルルーターの活用がおすすめです。ここでは主なメリットを4点取り上げ、それぞれの利点を解説します。
モバイルルーターならば、どこへでも持ち運びできることは大きな利点です。ノートパソコンとセットで活用することにより、移動中でもメールや文書の作成が可能となります。これにより、顧客や取引先へのスピーディ―な対応を実現できます。
特に携帯電話回線を用いるモバイルルーターは、スマホが使える箇所なら利用可能です。Wi-Fiスポットが利用しにくい以下の場所でも、モバイルルーターならば使える箇所も多いことはメリットといえるでしょう。
モバイルルーターは、いつも同じノートパソコンとセットで使う場合が多いものです。このため、Wi-Fiスポット以上のセキュリティを確保できます。
Wi-Fiスポットのなかには、暗号化されていない箇所もあります。このようなWi-Fiスポットに接続し機密情報をやり取りすることは、重大なリスクを伴います。一方でモバイルルーターの場合は、セキュリティに配慮した設定を行えるため、以下のようなリスクを避けることも可能です。
インターネット環境がWi-Fiスポットしかなかったため仕方なく使ったところ、それは第三者がなりすましで設置したアクセスポイントだった。その結果、第三者による機密情報の入手や、偽サイト(フィッシングサイト)への誘導などが起こるリスクが生じた。
インターネット利用時におけるセキュリティの確保は企業にとって重要な事項です。これをモバイルルーターで確保できるのは、大きなメリットです。
さきに解説した通り、Wi-Fiスポットのなかには1回につき1時間という制限が課されている箇所もあります。一方でモバイルルーターならば電池の残量がある限り、ずっと接続し続けることが可能です。もし電池の残量が少なくなった場合はスマホ用充電器を活用し、利用できる時間を延長できる点もメリットに挙げられます。
モバイルルーターは、1人の従業員に対して1回線だけ用意すれば十分です。月々の料金を一定にできるため、予算が立てやすいこともメリットに挙げられます。
楽天モバイル法人プラン なら大量にデータを使う場合でも、お得な料金でコストを下げることが可能です。少量しかデータを使わない場合は低額のプランを選び、さらにランニングコストを下げられます。データ容量を使い切った後も最大200kbpsで通信できますから、データを多く使う事態が急きょ発生した場合でも通信不能となる心配はいりません。
楽天モバイル法人プランで、現在取り扱っているモバイルルーターは こちら からご確認いただけます。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 主な用途 |
---|---|---|---|
音声+データ3GBプラン | 3GB | 1,980円(税込2,178円) | 通話、アプリでの画像のやり取り、チャット |
音声+データ5GBプラン | 5GB | 2,380円(税込2,618円) | 通話、クラウドサービスの利用やファイルのダウンロード |
音声+データ30GBプラン | 30GB | 2,780円(税込3,058円) | 通話、営業先との商談やメール |
音声+データ無制限プラン | 30GB | 2,980円(税込3,278円) | 通話、長時間のインターネット利用、Webミーティング |
プラン名 | データ容量 | 月額料金 | 主な用途 |
---|---|---|---|
データ3GB | 3GB | 980円(税込1,078円) | メール、チャット |
データ7GB | 7GB | 1,480円(税込1,628円) | 社内外でのデータ通信、タブレットでの使用 |
データ30GB | 30GB | 2,380円(税込2,618円) | モバイルルーター |
モバイルルーターの活用により、Wi-Fiスポットを探す手間が省けます。加えて常にセキュリティが確保された通信を行うことで、情報漏洩を防げることも大きなメリットです。モバイルルーターを積極的に活用し、利便性向上による業務の生産性アップやセキュリティの向上につなげましょう。
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