Wolt Japan株式会社 様

業種
情報通信
回線数
5,001回線~

通信管理を効率化し、顧客満足度を高める─デリバリーサービス「Wolt」の戦略

Woltはフィンランド発祥のローカルコマースプラットフォーム企業です。日本では2020年3月より広島県からサービスを開始し、現在では全国24都道府県に展開しています。
店舗や配達パートナー、消費者からの問い合わせに対するきめ細かなカスタマーサポートや、日本国内のエンジニアチームによる加盟店との柔軟なシステム連携が評価され、多くの支持を集めています。また、地域の名店から大手スーパーマーケットまで幅広い店舗ラインアップと手頃な価格も好評を博しています。
サービス拡大に伴い通信データ量が増加し、回線の管理やコストが課題となっていましたが、2024年、Rakuten 最強プラン ビジネスを導入しました。今回はその経緯や導入効果について、Wolt Japan株式会社 代表取締役社長のナタリア・ヒザニシヴィリ様にお話を伺いました。

ポイント
通信コストと管理工数を大幅に削減
回線管理ツールの導入により、データチャージ作業が容易になり業務効率が改善。
UIの使いやすさで運用負荷を軽減
「my楽天モバイルoffice」の優れたUIにより、データ管理業務が迅速かつ簡単に。
緊急時の迅速なサポート対応
急激なデータ消費時も迅速な対応で店舗業務の継続性を確保。

導入背景

Woltではサービスの拡充により、加盟店が使用する受注アプリの通信データ消費量が急増していました。従来は毎週各店舗のSIMのデータ使用量を手動で確認し、不足分をその都度チャージするなど、管理の手間とコストが大きな負担となっていました。
そこで、Rakuten最強プラン ビジネスの導入を検討しました。
特に「my楽天モバイルoffice」に注目しました。このツールにより回線の契約状況やデータ利用状況、請求金額などを簡単かつ詳細に確認でき、データ利用状況に応じて柔軟にプランの見直しが可能になるためです。
UIの使いやすさやカスタマーサポート体制にも優れ、店舗様からの通信に関する問い合わせにも迅速に対応できることが導入の決め手となりました。

活用方法

Wolt JapanではRakuten最強プラン ビジネスを導入後、以下のような具体的な活用を進め、通信の課題を解決しています。

活用①:デリバリー注文用端末へのモバイル回線導入で業務効率化

ヒザニシヴィリ様「加盟店様がデリバリー注文の受注に使うタブレット端末に楽天モバイルの回線を導入しています。特にWi-Fi環境が整備されていない店舗で多く活用いただいており、通信速度や安定性も特に問題なく、非常に快適に業務を行っていただいています。
楽天モバイルの柔軟な契約プランを利用し、店舗ごとの通信ニーズに合わせて細かなプラン調整を行うことで、コストを最適化しつつサービス品質を保っています。」

撮影協力店舗
  • 店舗名:さんかくしかく
  • 住所:東京都墨田区向島2-19-12 アンノアングランデ101
  • 店舗情報:https://r10.to/hNz4GC

活用②:回線管理ツールでデータ使用状況をリアルタイムに確認

ヒザニシヴィリ様「『my楽天モバイルoffice』を活用し、リアルタイムで各店舗のデータ使用状況を把握しています。データ不足を事前に防げるようになり、データチャージ作業も簡単になったことで業務負担も大幅に軽減されました。
UIが直感的で使いやすく、店舗からの急な問い合わせにも迅速かつ的確に対応できるようになりました。加盟店様の業務の安定性や顧客満足度向上にも大きく寄与しています。」

今後の展望

ヒザニシヴィリ様「今後は、Wi-Fi環境が整備されていないためにデリバリーサービス導入を見送っていた店舗にも楽天モバイルのSIMを提供することで、サービスの普及をさらに促進したいと考えています。
楽天グループとの連携を一層強化し、配達パートナー支援やマーケティング活動、地域経済の活性化に向けた取り組みを推進していきます。楽天モバイルとともに、Woltのミッションである『街と暮らしを、より豊かに』の実現を目指します。」

  • 掲載内容は取材当時のものです。
尾﨑 遼介の写真

担当営業からのメッセージ

法人営業部 営業課

尾﨑 遼介

Wolt様の目指す未来に向けて、楽天グループ全体で協力したいと考えています。まずは楽天モバイルとして店舗パートナー様へのDX支援を行い、今後は配達パートナー様やその先のWoltユーザーの皆様の生活が豊かになるよう努めて参ります。