導入背景
通信インフラを見直し、顧客満足度の向上と運用コストの削減を両立させるために
小関様「以前は遅い光回線を3〜4本入れて、なんとかやりくりしていました。お客様用と業務用の回線を分けたり、用途ごとに別の回線を使ったりしていましたが、速度は遅く、料金は高かったです。都市部であれば高品質な回線を安価に導入できるかもしれませんが、地方ではそういった選択肢が限られているのが現状です。施設全体での通信環境に限界を感じていた中、楽天モバイルの高速インターネットサービスでは、回線を一本化しながらコスト削減も見込めるとして導入を検討しました。加えて、業務効率化や館内連携の強化、スタッフの働きやすさの改善を目的として、スマートフォンやBuddycomも併せて導入しました。」
活用方法①
KŌSOKU Accessで通信環境を一本化。クレーム激減でお客様満足度も向上
小関様「以前は、フロントにお客様から『Wi-Fiが遅い』『つながりにくい』という声がよく届いていました。しかし今はそういう声が本当に減り、快適に使っていただけていると感じています。」
同ホテルが導入したのは、楽天モバイルが提供する法人向けの高速インターネット接続サービス「KŌSOKU Access Standardプラン（ベストエフォート型）」です。
専有型のベストエフォート型回線で、施設全体の通信を一本化。通信速度と安定性が大幅に改善されました。
ベストエフォート型回線について詳しく知りたい方は、以下のコラムもぜひご覧ください。
小関様「地方の地域で専有線を引いてもらえたのは本当にありがたいです。都市部なら簡単なことなのかもしれませんが、人口が少なく、インフラの整備が遅れがちな地域ではサービスが限られており、コストも考慮するとこれまでは実現が難しかったです。通信品質も問題なく、コストもリーズナブル。これら全てを踏まえ、楽天モバイルのサービスには非常に満足しています。利用者からのWi-Fiに関する不満の声はほとんどなくなり、通信費も約42％の削減を実現しました。ネットワークの構成もシンプルになったことで保守や管理の効率も高まり、現場の運用担当からも好評です。」
KŌSOKU Accessが全国で提供可能な理由や、そのメリットについてさらに詳しく知りたい方は、以下のコラムもぜひご覧ください。
活用方法②
法人スマホの導入で、業務の効率化と従業員の満足度向上を実現
小関様「楽天モバイルの法人スマホを、現在正社員や契約社員向けに70台ほど契約しています。コミュニケーションアプリや翻訳アプリ、予定管理アプリなどをインストールし、業務の中で活用してもらっています。多国籍のスタッフを含めた現場間の連絡や報告がとてもスムーズになり、ランニングコストは1人あたり月々約1,000円で3GBまで使えるので非常に魅力的です。」
また、同ホテルでは、会社支給のスマートフォンを福利厚生の一環としても活用しています。
小関様「私用利用を希望するスタッフには、業務用とは異なるスマートフォンを支給しており、そちらはデータ無制限の契約にしています。外国籍や、若い世代の従業員を中心に、15人ほどがこの制度を利用しています。通信量を気にせず自由に使えるため、とても好評です。」
業務効率化・福利厚生を実現できるのは、柔軟で低価格なプランを持つ楽天モバイルだからこそ。
個々の利用スタイルに応じて使い分けできるため、現場の“ちょうど良い”を叶える選択肢となっています。
活用方法③
Buddycomの導入で、現場スタッフの連携がスムーズに
小関様「特に便利なアプリがBuddycomです。フロントと客室係・清掃スタッフの間で、リアルタイムにやり取りができるのがありがたいですね。これまで内線電話や直接の声かけで行っていた業務連絡にBuddycomを導入しました。従来の方法では、フロント〜清掃・客室係など各現場スタッフとのやり取りにタイムラグが生じ、応対や確認作業に手間取る場面が多くありました。そんな中、Buddycomを導入したことで、高品質なリアルタイムのやり取りが可能になりました。グループ通話機能を活用して、清掃完了の報告や緊急対応の連絡も一斉にできるため、業務のスピードと正確性が非常に上がったと感じます。また、Buddycomはスマートフォンの回線を利用したIP無線機のため、館内だけでなく、屋外の離れた場所でもやり取りを行うことができます。スノーモービルなど、アクティビティ現場でのやり取りに使えるのも良いですね。」
Buddycomは、スマートフォンにインストールするだけで使えるコミュニケーションアプリです。
インカムのボタンを押すだけでどこにいても通話可能なので、内線電話や直接の声かけなどの手間や時間を減らし、現場の連携を円滑にします。
宿泊施設をはじめ、介護施設、医療機関などリアルタイムな連携が求められる現場で、急速に導入が進んでいます。
導入検討の方へ
地方の宿泊施設の通信課題にも、最適な解決策
小関様「インターネット回線やスマートフォン、Buddycomと色々導入しましたが、担当の方が本当に親身に対応してくださり、準備段階からスムーズに進めることができました。地方の施設だと、こうしたサポートは本当に心強いですね。」
水上高原ホテル200では、楽天モバイルの法人向けサービスを活用することで、以下の3つの大きな課題を解決しました。
- ・KŌSOKU Accessの導入によって、通信環境を改善しクレームを減少しながら、通信コストの約42％削減も実現
- ・法人スマホの導入により、翻訳アプリや予定管理ツールの活用を通じた業務効率化に加え、プライベート利用による福利厚生の向上も実現
- ・Buddycomの活用によって、フロントと現場スタッフ間の連携スピードを大幅に向上
現場に合った最適なソリューションを見つけるために、まずはお気軽にご相談ください。
- ※掲載内容は取材当時のものです。
