導入背景
接続の不安定さを解決する一手に
河合様「2024年8月に旧オフィスから、現在のオフィスへ移転しました。それをきっかけにインターネット回線を楽天モバイルのKŌSOKU Accessに切り替えました。
それまでは他社のインターネット回線を使っていましたが、1回線で6フロアをまかなっていたこともあり、フロアによっては接続環境の安定性に欠け、50Mbps以下の速度でしたので業務に支障が出ることもありました。
そんな中、楽天モバイルで法人向けのインターネット接続サービスを開始したというニュースを聞き、検討に入りました。楽天モバイルの営業さんからも説明を受け、導入を決定しました。」
活用方法①
1フロア1Gbps回線で全社員ストレスなく快適
導入したプランは、KŌSOKU Accessの1Gbps Standard プラン(ベストエフォート型)※1です。このプランは、ネットワークの特定区間の通信に対して、確保帯域幅(データ転送速度)上下最大1Gbpsの帯域をベストエフォートで提供するプランです。
河合様「当社のオフィスは約440㎡ですが、中継機を4機設置して分岐させています。この会議室でもそのうちの1つを使い、残りは社員が作業する執務室で使っています。
実際に会議室の速度を計測してみたところ、 約130Mbps と移転前の通信環境と比較すると2倍以上の速度を確保していました。執務室では、およそ40人の社員が業務時間帯に一斉にPCやスマートフォンを接続し、社内チャットやファイル共有、Zoom会議などを同時進行しています。
それでも、通信の遅延や接続切れは一切なく、ストレスが軽減し、快適に利用できています。セキュリティ面も含めて、安心して業務を遂行できるネットワーク環境が整いました。」
- ※1理論上の最大値であり、この通信速度を保証するものではありません。
活用方法②
「お客様にも快適な通信を」KŌSOKU Access が支える来社対応
開発中のマンション数や契約オーナー・入居者数が増加する中、来社するお客様への対応強化も急務だった株式会社 FYC。社内リソースの確保と並行して、オフィス環境の最適化も求められていました。
河合様「以前は社員とゲストで同じ Wi-Fiを共有していたため、セキュリティの面でも少し不安がありましたし、接続方法をご案内するのにも手間がかかっていました。現在は社員用とゲスト用の Wi-Fi を完全に分離し、ゲストの方には専用SSIDをお伝えするだけで済むので、案内がとてもスムーズになりました。
来社するのは、物件契約を控えたオーナー様、不動産仲介会社、設計・建築会社の担当者、そして入居予定者など多岐にわたります。
なかには契約内容を確認するため、PCやタブレットをその場で使用する来訪者もいらっしゃるので、安定かつ高速な通信環境がスムーズなやり取りを後押ししてくれています。
2つある会議室の近くに中継機を1台ずつ設置しており、どちらのスペースでも通信が不安定になることはなく快適に使用いただけています。KŌSOKU Access 1Gbps Standardプランによって、社員・ゲストのどちらも安心して接続できる環境が整いました。」
今後の展望
コスト削減だけでなく、安心・快適な通信環境を実現
移転前に利用していた回線コストは、月額約20,000円です。 KŌSOKU Access 1Gbps Standardプランを契約することで、年間で約20%のコスト削減につながっています。
河合様「もちろんコスト面では大きな削減ではありませんが、それ以上に価値を感じているのが通信の安定性とセキュリティの安心感です。社内業務の効率が確実に上がっていますし、来客対応の場でも信頼感を高める効果があると感じます。これはコスト削減以上の効果を得ていると思います。」
同社では現在、マンション開発事業に加え、他社との協業によるマンションプロジェクトも進行中です。
そうした新築物件では、快適なインターネット環境が居住者満足度を左右する重要な要素になっています。
河合様「今後は各物件にも KŌSOKU Accessの導入を視野に入れて検討していきたいと考えています。また、社員用の社用スマートフォンにもRakuten最強プラン ビジネスを採用しており、当社にとって通信まわりのトータルパートナーとして信頼を寄せています。今後の事業拡大においても、心強い存在になると期待しています。」
- ※掲載内容は取材当時のものです。