導入背景
楽天モバイルの法人向けネットワークで実現する高性能・安定インフラでコストを削減
中村様「楽天モバイルのWDM専用線とIPトランジットを導入し、グループ内の通信環境を最適化しました。特に楽天市場のスーパーSALEなど、数百万人規模のアクセスが集中する大型イベント時の安定運用に大きな効果を実感しています。」
神野様「全国各地の拠点やリモートワーク環境を支える社内ネットワークの安定化は、業務の生産性向上に直結します。導入後は通信品質が向上し、スムーズな業務遂行が可能になりました。」
活用方法①
楽天スーパーSALEも安定稼働!大型イベントに強い通信基盤でお客様へのサービス向上
中村様「楽天市場や楽天トラベルといった主要サービスの通信を支えるため、WDM専用線※1やIPトランジット※2といったネットワークを活用し、高速で安定したデータ通信を実現しています。これにより、特にアクセスが集中する大型イベント時でも通信の混雑を防ぎ、ユーザー体験の向上につながっています。
また、楽天グループの各サービスが求める通信環境に合わせた最適なネットワーク設計で、負荷の変動にも柔軟に対応できる仕組みを整えています。特に、100Gbpsの大容量帯域を活用することで、大規模な通信にも耐えられる安定した通信環境を確保しています。これにより、ECサイトの利用が集中するタイミングや旅行予約が増える時期でも安定した通信環境を提供し、事業の成長を支えています。
さらに、複数のデータセンターを効率的に接続することで、アクセスの集中を分散させ、データの保存と処理を最適化しました。これにより、全体のパフォーマンスが向上し、ユーザーがストレスなくサービスを利用できる環境が整いました。」
- ※1WDM専用線とは、10・100Gbpsの広帯域なファイバーを用いて、大容量データ通信を実現する伝送サービス。お客様専用のWDM(波長分割多重方式)ネットワークを用いることで、安全な大容量通信を可能にする。
- ※2IPトランジットとは、多くのピアリング接続を持つIPバックボーンネットワークからインターネットへ接続するサービス。デジタルコンテンツ拡大に伴うデータ量の増加にも対応し、回線遅延やシステム障害を防止する。
活用方法②
1,000人以上の大規模拠点で実現する快適なハイブリッドワーク環境
コロナ禍を経て、オフィスワークのスタイルは大きく変化しました。
神野様「楽天グループでは、大規模なデータ通信を日常的に行っています。従業員はBoxやZoomを活用しながら業務を進めており、快適な通信環境が求められます。特にBoxについては、1ペタバイト(1,000テラバイト、約100万ギガバイトに相当)以上のデータ規模となっており、大容量の通信帯域が必要です。」
バスネット様「楽天クリムゾンハウス(本社)では20Gbpsの帯域を確保し、1日平均20,000以上の同時ミーティングをスムーズに実施できています。以前は会議室での参加が一般的でしたが、現在は従業員が自席から参加するスタイルが定着しています。その結果、帯域を10Gbpsから20Gbpsに増強する必要がありコスト増加が見込まれましたが、楽天モバイルのソリューションを採用したことで、通信コストを削減できました。これは大きなメリットですね。」
神野様「各拠点の規模や用途に応じて、最適なネットワークを選択しています。大規模拠点(1000名以上)にはセキュリティ対策のためにVPNサービス※3を、地方支社等には全国で利用できるKŌSOKU Access※4を導入し、一貫した通信品質を実現しています。」
- ※3VPNサービスとは、お客様の本社や支社などの拠点間を安全に接続するサービス。楽天モバイルのネットワーク網以外を経由しないことで、社外に情報を読み取られることなく、会社のセキュリティを守る。
- ※4KŌSOKU Accessとは、お客様の拠点から最寄りの通信局へ専用の光ファイバーを敷設し、高速な通信を可能にするサービス。混雑する時間帯でもスムーズな通信が可能なことに加え、回線障害時もルート切替を自動で行えるため、継続的な通信が可能。
今後の展望
AI時代に向けたデジタルインフラの進化ロードマップ
中村様「今後、AIに特化した柔軟な通信環境が必要になる可能性があります。それは私たちにとって重要な課題の一つですね。」
神野様「新しい拠点を開設する際は、初めから楽天モバイルの回線を導入することで、より効率的なコスト運用が可能になります。今後はそうした導入を積極的に進めていきたいと考えています。」
バスネット様「ネットワークの安定性が確保されているため、今後もさまざまなサービスをクラウドに移行していく予定です。帯域を心配することなく、新しいサービスの導入を進められる自信があります。」
- ※掲載内容は取材当時のものです。