導入背景
ワンランク上のサービス提供を目指して
社長 福元様「楽天モバイルでBuddycomのトライアルをしてみて、これはもう取り入れるしかないと思いました。」
松月旅館は創業から100年近い歴史を持ちながらも、時代の変化に対応してICT技術を積極的に取り入れることで、常に設備やサービスのアップデートを行ってきました。
旅館やホテルの現場で活用できる優れたツールがあると耳にした福元様は、すぐに楽天モバイルでのBuddycomトライアル運用を開始しました。
業務効率やサービスの質向上に大きく貢献することを確信するとともに、コストパフォーマンスの高さも実感し、それが導入の決め手となり、楽天モバイルとBuddycomの正式導入を決定しました。

活用方法①
エリア制限の解消によるスムーズなコミュニケーション
フロントマネージャー 前谷様「送迎時に車の到着が近づくと、事前にフロントに連絡が入り、スタッフ全員が準備を整え、お客様をスムーズにお迎えすることができるようになりました。」
従来の通信手段では、館外の駐車場や送迎中のスタッフとの連携がスムーズに行えない場面がありました。
今回の導入により、館内外でもスタッフ同士がリアルタイムに連絡を取り合えるようになり、フロントと送迎スタッフの連携が強化されています。さらに、館内外での連絡がスムーズになったことで、緊急時の対応も迅速に行えるようになりました。例えば、急な天候の変化や交通状況の変動にも柔軟に対応できるようになり、お客様に安心して滞在していただける環境が整いました。

活用方法②
情報の一斉共有で連携を強化、文字起こし機能活用で伝達ミスの解消
料理長 望月様「Buddycomなら同じ情報を一斉に共有できるから、連携がしやすくなって、全体の動きがスムーズになっています。」
ホールマネージャー 大江様「情報の伝達が非常にスムーズですし、何より記録が残るのがとても便利ですね。」
従来、現場での業務連絡は主に音声で行われており、業務の状況によって指示を聞き逃すことがありました。しかし、楽天モバイルとBuddycomを導入したことで、音声のやり取りが自動で文字起こしされ、履歴として残るようになりました。その結果、聞き逃した指示や重要な情報を後から確認でき、伝達ミスが大幅に減少しています。
一斉共有に加え、音声データを記録として残す機能により、旅館の業務でよく発生する「遅い・忘れた・間違えた」といったミスを未然に防ぐことができ、サービスの質が向上しています。これにより、スタッフ全員が一丸となって効率的に業務を進めることができるようになりました。


活用方法③
翻訳機能で外国人スタッフとのコミュニケーションをサポート
レストランスタッフ アンズン様「自分は外国人なので、わからない日本語もあります。でも、Buddycomが翻訳してくれるので、とても便利だと思っています。」
松月旅館では、外国人スタッフが多く勤務しており、日本語の指示を理解する際に言語の壁が課題となっていました。
今回の導入により、業務指示が外国人スタッフの理解できる言語にリアルタイムで変換され、スムーズに業務を進められるようになりました。
作業の遅れや意図が伝わらないといった問題が解消され、業務の連携が大幅に改善されています。
社長 福元様「外国人スタッフとスムーズにコミュニケーションを取りながら、サービスの質を損なうことなく運営できる、まさに頼れる味方だと思います。」
今回の導入で、外国人スタッフを含む全チームが一丸となって業務に取り組める環境が整い、言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションが実現しました。

今後の展望
さらなるサービス向上を目指し、旅館サービスのDX化を推進
社長 福元様「業務のやり取りがテキスト化され、履歴を振り返ることができるのは、日々の業務改善に大きく役立つと感じています。」
楽天モバイルとBuddycomの導入により、松月旅館では業務効率やスタッフ間のコミュニケーションが活性化されましたが、これにとどまらず、さらなるサービス向上に向けた取り組みが進められています。
今後は、音声データの文字起こし機能をさらに活用し、蓄積された情報を新人教育や業務マニュアルの作成に取り入れることを検討しています。実際の業務データをもとにしたマニュアルは、より具体的で実践的な内容となり、新人スタッフのスキルアップや、現場全体の効率化に貢献することが期待されています。
松月旅館は時代の変化に対応しながら旅館サービスのDXを推進し、今後もお客様満足度のさらなる向上を目指していきます。
※ 掲載内容は取材当時のものです。