児童養護施設 天理養徳院 様

業種
教育
企業規模
1~100名
回線数
1~100回線

児童福祉施設専用条件を活用し、児童たちの自由なスマートフォン利用を実現

児童養護施設 天理養徳院は、児童の養護と自立支援を目的とする社会福祉法人です。
天理養徳院では、3歳から20歳までの児童約50名が共同生活を送っており、年齢や性別を超えた兄妹のような関係を築いています。

児童たちが安心して生活し、学び、成長できる環境を提供するために重要な役割を果たしているのが、スマートフォンを活用したコミュニケーションです。

今回は、児童福祉施設専用条件を活用して、楽天モバイルの法人向けサービスを導入した背景とその効果を伺いました。

児童福祉施設専用条件とは

楽天モバイルが提供する、児童福祉施設の子供たちがスマホを簡単に持てるようにするための支援活動です。利用しやすさに配慮したプランやWeb管理ツールの提供をするほか、施設名義での一括契約が可能なため、個人契約ができない児童もスマホを利用することができます。

  • お客様に合わせた料金プランを提案しています。料金の詳細は、営業窓口に直接お問い合わせください。
ポイント
  • 児童たちのスマホ料金の負担が大幅に軽減
  • 低価格なのに沢山使えるおトクなプラン
  • 通信の自由で児童の学びや社会とのつながりが拡大

導入背景

スマートフォンを自由に使わせてあげたい

天理養徳院では、各児童がお小遣いの中からスマホ料金を支払っています。
幅広い興味関心の中で、お小遣いをやりくりするため、スマホは低価格なプランを契約するケースがほとんどです。しかし、低価格なプランはすぐにデータ利用量の上限に達してしまうため、生活の中で常に容量を気にする必要がありました。

特に、多くのデータを消費するインターネット利用や動画視聴に抵抗があり、外出先での友人とのコミュニケーションや学習活動に支障をきたすことがありました。児童からの「もっと自由にスマートフォンを使いたい」という声を受けて、希望を叶える方法を模索していたところ、楽天モバイルの法人向けサービスに出会いました。

採用の決め手

リーズナブルな大容量プランが鍵に

楽天モバイルを採用する決め手となったのは、コストパフォーマンスの高さと十分なデータ容量です。楽天モバイルの法人向けサービスでは、これまで他社で使っていた1GBのプランよりも安い価格でありながら、30GBも使えます。これにより、児童たちはデータ利用量を気にせずにスマートフォンを利用できるようになります。

また、契約の手続きがしやすいことも大きなメリットでした。SIMカードが施設に直接送られてくるため、児童や職員がわざわざ店舗に出向く手間が省けます。施設名義での一括契約と利用状況の一元管理が可能である点も、施設運営を円滑にする上で非常に魅力的でした。

活用方法

新しい学びと安心のサポート体制

スマートフォンは、施設に住む高校生以上の児童が利用しています。児童たちは、スマートフォンを通じて友人や家族と連絡を取り合うだけでなく、学習アプリや教育コンテンツを活用しています。特に、動画を使った学習やオンライン授業への参加が容易になり、学びの幅が広がりました。

施設側では、楽天モバイルのWeb管理ツール(my楽天モバイル Office)を活用しています。
このツールを通じて、データ通信や通話の利用状況を施設側で確認できるので、児童たちのスマホ利用をリアルタイムで見守ることができるようになりました。

導入効果

通信の自由で広がる児童の世界

楽天モバイルの法人向けサービス導入により、児童たちの生活は大きく変わりました。
データ利用量を気にせずにスマートフォンを利用できるようになったことで、友人や家族など施設外でのコミュニケーションが活発になり、施設で育つ児童たちと社会とのつながりが強化されました。

児童の話題の中心は、動画のコンテンツであることも多く、友人同士の会話の中で、「この動画見てみて」のようなやりとりもしばしばあります。これまでためらいのあった「この動画見てみて」といった友人同士の会話も、大容量のプランのおかげで、気兼ねなく楽しめるようになりました。日常の些細な出来事の我慢やストレスが解消されたことが、児童たちの心身の成長や孤立感の軽減にもよい効果があったと感じています。

今後も楽天モバイルの法人向けサービスによって、さらに多くの児童が安心してスマートフォンを利用できるようになることを願っています。

※ 掲載内容は取材当時のものです。