導入背景
法人契約により児童養護施設でもスマホが契約可能に
「スマホは必需品」といわれる現代ですが、児童養護施設の子どもたちにとって、スマホの契約は容易ではありませんでした。児童養護施設で暮らす高校生の約3割※はスマホを持っていないというデータもあります。そこにはさまざまな事情があります。「子どもたちの保護者でないと契約がしづらい」、「職員がすべての子どもたちの契約に付き添うと時間がかかる」、「契約状況の管理や予算の確保が難しい」などが主な理由です。
当施設での導入にあたって複数のキャリアを比較検討した結果、楽天モバイルの法人契約なら、施設名義で子どもたちのスマホ契約を一括で行うことができることを知り、導入に至りました。
※ スマホ里親ドットネット「児童養護施設に入所している高校生のスマートフォン等の所持に関する調査結果」2019年2月
採用の決め手
複数のSIMを一括で契約でき、低価格の料金設定なので導入しやすい
法人契約なので、親権者代理として施設長が契約する必要がなく、複数のSIMを一括で契約できることが決め手の一つとなりました。職員が店頭へ出向いて手続きを行う手間がかからず、Webやメール等のやり取りで契約が完結できる点も大きなメリットに感じています。
また、少しでも多くの子どもたちにスマホを持たせたいと考える施設にとっては、契約料金が低価格であることも大きな決め手となりました。
活用方法
SIM追加も、my 楽天モバイル Officeでスムーズに
Web管理ツールのmy 楽天モバイル Officeを使うことで、申し込みが簡単にできるところがありがたいです。
例えば、子どもたちがスマホをなくしてしまったときには新たなSIMを申し込む必要があります。そんな時にも、店頭に出向くことなくWebで簡単に手続きができ、大変助かっています。
導入効果
スマホ利用拡大で子どもたちの学校生活が豊かに
楽天モバイル法人向けサービスを導入してから、子どもたちが今までよりスマホを気軽に使って友だちとのコミュニケーションを楽しめるようになり、学校生活が豊かになったと感じています。
何気ないやりとりや遊びの約束にも使われるスマホは、友だち付き合いの必需品といっても過言ではありません。
子どもたちの社会性を育むためにも、全ての子どもたちがスマホを持てるようになってほしいと思っています。
子どもがスマホを持つと、生活リズムが崩れる、など懸念がある施設の方もいらっしゃると思いますが、スマホの取り扱いルールを決めておくことで、自己コントロール力育成にもつながります。
懸念以上のメリットがあることを、当施設の事例からお伝えできると嬉しいです。
※ 掲載内容は取材当時のものです。